体験談インタビュー|残高不足でクレジットカードの支払い滞納になった話
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クレジットカードの請求額が払えない…
買い物や飲食のお会計を一時的に立て替えてくれるクレジットカードは非常に便利ですが、支払い状況を管理できずに請求日を迎えて「マズイ…払えない…」という状況になってしまう人もいるでしょう。
クレジットカードの請求額が支払えないとなると、カードが利用停止になったり、信用情報に履歴が残ったりと、今後のマネーライフに何らかの影響が出る可能性が高くなります。
今回は実際にクレジットカードの滞納を経験した「三浦さん(仮名)」に、カードを滞納した時に何が起きてどんな対処法をとったのかをインタビューさせていただきました。
クレジットカードが払えなくなった三浦さんに話を聞きました

三浦さんプロフィール
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 三浦さん(仮名) |
年齢 | 29歳 |
職業 | 大学院生(塾講師アルバイト) |
都道府県 | 千葉県 |
住まい | 両親・叔母と同居(家族所有の一軒家) |
三浦さんの利用していたクレジットカードは、paypayカードとイオンカード。
いずれもかなり頻繁に使っておりましたが、利用していたのはあくまでもショッピング枠のみで、キャッシング枠の利用はこれまでに1度もありませんでした。
利用していたカード
-
イオンカード
ショッピング限度額:100万円
-
PayPayカード
ショッピング限度額:50万円

ショッピングを毎月のようにしており、滞納時点での残高は約40万円。
月の返済額は数万円でしたが、生活費がきつくなったタイミングで支払いが難しい状況になってしまったそうです。
滞納は「無計画に使った結果」です

インタビュアー
普段はどのようにクレジットカードを使用していましたか?

三浦さん
基本的にはネットショッピングや実店舗などで、趣味のマンガや本を買うのに使っていました。あとは飲食代などもクレジットカード払いにすることが多かったです。

三浦さん
それでもリボ払いは怖かったので利用せず、基本的には分割払いで支払っていくスタイルでした。

インタビュアー
毎月のカード使用額はどれぐらいでしたか?

三浦さん
普段は、月に10万円程度の請求になることが多かったです。ただし、ふと出費が重なった時に単月で40万円ほどの請求金額になったことがあって、さすがに「これはマズイ…」という事態に気づきました。

インタビュアー
なぜ滞納という事態になってしまったのですか?

三浦さん
クレジットカードにはショッピング限度額が定められているということをあまり詳しく理解しておらず、ほぼ無制限のような感覚で買い物を繰り返していました。結果として、自分が無計画に買い物をし続けていたからですね。

三浦さん
また、実際にどれぐらいの額を使っているのかをすぐに確認できる状況ではなかったことや、クレジットカード決済でお金を使っているという感覚が麻痺していたことも原因です。
滞納の危機を感じてすぐに連絡した

インタビュアー
払えないと分かった時、どのような対処をしましたか?

三浦さん
無理だと感じた時点ですぐにクレジットカード会社の担当オペレーターに電話連絡をしました。放置はまずい事態になると思ったので、とりあえず一報だけでも入れておいたのですが、今にして思えばそれが良かったのかもしれません。

インタビュアー
オペレーターの対応はどうでしたか?

三浦さん
特に怖いと感じることもなく、逆に手慣れているようで凄く丁寧な対応でした。具体的には、支払計画を一緒に決めていきましょうという感じでした。
危機を感じて弁護士にも相談をした

三浦さん
合わせて、ネットで検索して無料で相談できる弁護士にも連絡しました。このまま払えなくなったら大変なことになるかもしれないと感じたので、とにかく知見ある人にアドバイスをもらおうと考えました。

インタビュアー
相談の結果どうでしたか?

三浦さん
どうしても払えない場合には債務整理などの法的手続きをする人もいると聞きましたが、自分の場合は何とか自力で完済できそうな目処がたったので、アドバイスを貰うだけにしておきました。
滞納後まもなくカード利用停止に


インタビュアー
その後の利用状況はどうなりましたか?

三浦さん
クレジットカードはまもなく利用停止になり、新たなショッピングなどの立て替えができなくなりました。不便になりましたが、支払えなかった自分が悪いので仕方ないですね。
バイトを増やしてコツコツと返済中

インタビュアー
滞納していた金額はどうなりましたか?

三浦さん
今は大学院に通いながら塾講師のバイトをしていますが、シフトを増やして給料を上げて、返済に専念しています。今は月に1~3万円づつ返済している状況です。

三浦さん
どうしても払えない場合には、カードローンで一時的に立て替えたり、法的手続きで解消したりという方法もありますが、それはあくまでも最終手段にしないとダメですね。

三浦さん
現時点での残高は15万円ぐらいまで減っていて、おそらくあと半年ほどで完済できると思います。今はクレジットカードが使えないので、基本的には現金支払いかデビットカードを活用しています。
クレジットカードの正しい使い方を見直すきっかけになった

インタビュアー
一連の流れを通してどんな学びがありましたか?

三浦さん
クレジットカードは、自分の収入に見合った分だけの立て替えをしないとダメですね。うっかり忘れ以外の滞納すると、想像以上にきつくなります。クレジットカードが利用停止になるのはかなり不便ですし、利息も膨れ上がってしまうので。

三浦さん
クレジットネットカードは魔法のカードではないので、ネットやアプリで利用状況をきちんと把握することは必須条件ですね。今回の件を通じてマネーリテラシーが少し上がったと思うので、今後のお金やカードとの付き合い方を見直す良い機会になりました。

インタビュアー
色々と貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
まとめ
クレジットカードの請求金額が払えない場合は、気づいた時点で早めにクレジットカード会社に連絡することが大切です。
滞納のまま放置してしまうと、遅延利率が適用され、通常よりも余分に利息を支払わなければなりません。また、さらに時間が経過すると差し押さえなどの法的手続きに進展する可能性があります。
今回の三浦さんのように、気づいた時点でクレジットカード会社に連絡を入れておくのは、誠実な対応で正解といえるでしょう。クレジットカードの利用額には十分に注意して、快適なマネーライフを過ごしましょう。

フタバ株式会社 貸付担当
これはクレジットカードもカードローンも同じですが、返済に支障が出そうな時はすぐに連絡を入れるべきと言えます。心象的な問題や、返済相談などに応じることができるなど、ある程度は事態の深刻化を防ぐことができるので、気づいた時点ですぐ連絡をしてください。

記事の編集責任者 小野原 慎也