消費者金融の審査に通る条件は?現役の貸付担当が語る内情
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記事の監修者

高橋 孝治 貸金業務取扱主任者有資格者・国会議員政策担当秘書有資格者・法学博士
貸金業務取扱主任者の資格を保有している金融領域に関しての専門家。金融の資格だけではなく、行政書士、特定社労士の資格も保有。多岐にわたる知見を活かしあらゆる法律を研究している。著書に『ビジネスマンのための中国労働法』(労働調査会、2015年)他多数の本も執筆。
消費者金融の審査に通る条件がっ気になっている方も多いのではないでしょうか?
消費者金融の審査では「返済能力の有無」が確認されます。融資したお金をきちんと継続的に返済してもらえるかが重要だからです。
この記事では、審査の通過基準から申込手続きの仕組みまで幅広く解説しています。また、審査落ちに繋がる理由もまとめてありますので、審査に不安がある方はぜひご参照ください。
消費者金融の審査は「返済能力」があれば通過できる

消費者金融の審査に通る条件はいくつか考えられますが、その中で最も重要とされているのが「返済能力」があるかどうかです。
審査では様々なチェックや調査をおこないますが、そのほとんどが返済能力を裏付けるためのものといえるでしょう。
そのため、消費者金融の審査を通過するためには、貸したお金をきちんと返済してくれる人だと判断してもらえれば問題ありません。
返済困難な状況に陥るのを未然に防止
返済能力が無い人にお金を貸してしまうと、返済困難な状態を招く恐れがあります。
金融機関としても、貸したお金が戻ってこないという事態になり、利用者としても金利による利息がかさんで完済が難しくなるという事態になります。
消費者金融が審査をおこなうことは、利用者にとっても金融機関にとっても安心してサービスの提供・利用ができるという観点で重要です。
体験談|利用中でも返済能力がなければ利用停止になる
審査の時であっても利用中であっても、金融機関側から「返済能力がない」と判断された時点で、その人への融資はできなくなります。
実際にそうした判断をされた人のインタビュー体験談を紹介します。

インタビュアー
プロミスが利用停止になった時の状況を教えてください

山下さん
これは私の勘違いだと思うのですが、利息分だけを支払ういわゆる「ジャンプ」ができるのかと思っていたのですが、プロミスではそれができないみたいで、結果的にカードが利用停止となってしまいました。
より詳細のインタビュー内容が気になる方は、下記の体験談記事をご覧ください。
専門家が語る実情|審査について

フタバ株式会社 貸付担当
消費者金融の審査基準はシンプルで「返してくれそうな人には貸す・返済が難しそうな人には貸さない」たったこれだけです。返済能力がない人に貸すことは、事業上の問題があるため、審査ではそこを重点的に見極めます。
審査基準は、カードローンやキャッシングを提供している会社ごと・商品ごとに異なります。
実際には、大量の申込者の情報をスコアリングして機械的に判断する場合(大手に多い)と、1人1人の情報を機械ではなく人の目で確かめて行う場合(中小の消費者金融に多い)があります。
消費者金融の審査基準について
各消費者金融では、様々な基準をもとに「返済能力の有無」を審査していますが、前提として審査基準が公表されることはありません。
そこで、一般的な消費者金融が審査で重要視していると考えられる項目をいくつか紹介します。

申込条件を満たしている
厳密に言うと審査の前段階での確認事項となりますが、そもそもの申込条件を満たしている人でなければ、消費者金融との契約はできません。
消費者金融のカードローンでは、以下のような申込条件が一般的です。
年齢は18歳~69歳(上限年齢には違いがある)
本人に安定した収入がある
上記の条件を満たしていても、確実に審査を通過するわけではありませんが、少なくとも条件を満たしていなければ審査を受けることもできません。

フタバ株式会社 貸付担当
若い人は、どうしても年配の方に比べて収入が低い(返済能力が低い)という事実があるので、審査においてはそのあたりも影響します。
安定した収入源がある
消費者金融の審査を通過するには、借りたお金を毎月無理なく返済していけるだけの安定収入が必須です。
安定収入があるかどうかは、申込者の勤務状況をチェックすることで判断されます。以下が具体的なチェック項目です。
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年収・収入
基本的に年収が高いほど有利だが、安定的かどうかも判断基準となる
-
勤続年数
同じ職場に長期間勤務しているほど、収入が安定していると判断される
-
雇用形態
正社員は安定性が高く、アルバイト・派遣社員は安定性では劣る
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勤務先の規模
中小企業よりは大企業、公務員は安定収入があると判断される
-
職種
審査には影響するものの、他の項目と比べると影響は軽微
年収においては、借入希望額とのバランスも考えられているため、一概に高い方が有利と言い切れるものではありません。
また、アルバイトや中小企業の社員でも、一定の勤続年数を経ていれば、審査においてはそこまで大きな影響は出ないと考えて良いでしょう。
経済状況に余裕がある
消費者金融のカードローンへ申込をする際には、収入や勤務先の情報だけでなく、家族・住まい・他社借入状況など、色々な情報を提供する必要があります。
消費者金融は、この情報をもとに申込者の経済状況(返済能力の有無)を総合的に判断します。
独身or既婚
家族構成
住居の種類
住居費の有無
借入状況
過去の金融取引でトラブルがない
消費者金融の審査では、現状だけでなく過去の各種支払やローン返済についてもチェックがおこなわれます。
過去の支払実績を確認することで、返済能力を測ることができるからです。具体的には以下の項目などが対象となります。
分割払いなどの滞納履歴
各種ローンの申込履歴(過去6ヶ月以内)
債務整理や自己破産などの有無
消費者金融の審査の仕組みについて
消費者金融の審査は、同じカードローンサービスを提供している銀行に比べて、所要時間が短い点が特徴です。
コンピューターで自動的におこなう項目(スコアリング)もあれば、人の目でおこなう項目もあります。
下記は、一般的な審査手続きの流れをフロー化したものです。

審査でおこなわれる各項目について、もう少し詳しく説明します。
申込情報を元にスコアリング
多くの消費者金融が実施する審査では、申込者の情報をスコア化(点数化)しています。
スコアの合計が設定された審査通過ラインを超えれば、次のステップに進めるというイメージです。
この仕組みは「スコアリングシステム」と呼ばれていますが、返済能力を総合的に判断するのに適しています。
提出書類の内容をチェック
消費者金融の審査では、本人確認書類の提出が必須となっています。
これは法律で義務付けられているとともに、なりすましによる不正申込を防止する目的があります。
本人確認書類は消費者金融によって違いはありますが、一般的には下記の書類などを提出します。
運転免許証
パスポート
マイナンバーカード
健康保険証 など
場合により収入証明書類の提出が必要
借入金額や審査状況によっては、収入を確認するための書類が必要になります。
申込希望金額が50万円を超える、または他社借入残高を含めて100万円を超える場合には、収入を証明する書類の提出は必須です。(状況により50万円以下の希望額でも提出が必要な場合あり)
収入を証明する書類は、一般的には下記などです。
源泉徴収票
住民税決定通知書
給与明細書
確定申告書
所得証明書 など
消費者金融から書類を求められた場合は、原則として提出しなければ審査には通過できないと考えておきましょう。
申込者の信用情報を照会
ローン申込者に対して信用情報の照会をすることは、法律により義務付けられています。
信用情報を参照する信用情報機関には、個人の金融取引に関する様々な情報が保管されています。
現在どれくらいの借入があるのか?(ローン残高情報)
毎月どのくらいの返済負担があるのか?(毎月の返済額の情報)
しっかりと返済期日を守っているのか?(延滞情報)
過去に債務整理や自己破産などを起こしていないか?(金融事故情報)
平たく言うと、申込者のお金に関しての情報(過去~現在)が分かります。
勤務先在籍への在籍確認
多くの消費者金融の審査では、申込者が本当に申告した勤務先で働いていて収入を得ているかどうかを確かめます。
もっともベターな在籍確認の方法は、勤務先への電話連絡です。なぜなら、この方法が最も短時間でかつ確実に確認できるからです。
在籍確認を不安に感じる人も多いかもしれませんが、カードローンで融資を受けるためには避けられないものとして考えておきましょう。
職場への電話連絡が不安な方は要相談

申込者によっては、勤務先へ電話されると困るという人も多いのではないでしょうか。下記などの理由で、職場に電話されたくないというケースもあるはずです。
勤務先にバレたくない
自分宛の電話など基本的に来ない
電話に出られる人が会社にいない
上記のような場合は、申込先の消費者金融に事前に相談しましょう。状況によっては、書類確認など電話連絡以外の方法を検討してもらえます。
大手消費者金融の審査に落ちる理由
どんな消費者金融も厳正な審査をしているので、場合によっては審査落ちすることもあります。
審査に落ちてしまうのは、必ず何かしらの理由があるからです。
消費者金融は審査の基準を公開しておらず、審査落ちの原因も基本的には教えてくれません。

フタバ株式会社 貸付担当
「これをすれば審査に通過する」というものは絶対に存在しません。しかし、「これが原因で審査に通過できない」というものは存在します。あくまでも審査は総合的な判断で行われるので、以下で紹介する原因のどれかに該当していないかを確かめてみてください。
短期間に複数社へ申込している
カードローンへ申込したという情報も、上述した信用情報機関へ記録されます。つまり、金融機関側からすると「相当お金に困っている人」という事実は手にとるように分かります。
具体的に、1ヶ月で3~5社に申込をしている人のことを「申込ブラック」のように表現されることもあり、審査に通過できる可能性は残念ながら低いでしょう。
申込情報が事実と異なる
審査に通過したい一心で、年収を高く申告したり、勤続年数を長く申告したりというケースが稀にありますが、これも審査落ちの原因となります。
虚偽の報告はそもそも禁止行為であるうえ、高い確率でその事実が明るみに出ます。
嘘をついてしまいがちな項目例
年収
勤務年数
勤務先
住所
他社の借入れ件数と金額
持ち家などの資産情報
上記の項目を虚偽申告すると、信用を著しく損なってしまう可能性があります。
消費者金融への申込時に、事実とは異なる情報を意図的に申告するのは絶対にやめましょう。
収入が安定していない
消費者金融の審査では「年収」と「安定性」の両方が問われます。
年収が高くても安定性に欠けると判断された場合には、結果としてお金を借りることはできません。もちろん、そもそもの収入が希望借入額と見合っていない場合も同様です。
アルバイトでも正社員であっても、安定的に月の給料を貰っている場合は、一般的には安定収入とみなされることが多くなっています。
収入のない無職や専業主婦は借入不可能
消費者金融の審査では、申込者本人に返済能力があることが条件になるため、そもそもの収入がない人は申込ができません。
家族の収入で生活している専業主婦、仕事をしていない無職の人は、消費者金融への申込を見送りましょう。
夫(配偶者)の同意が得られる場合には、夫の年収を基準にして融資を受けることが可能です。(配偶者貸付)
収入に対して借入希望額が多い
消費者金融で借入できる上限は、年収の1/3までとなっています。これは消費者金融が貸金業法に定められている「総量規制」というルールに準じて融資しているためです。

この法規制では、個人に対する過度な融資を抑制して、多重債務に陥るリスクを未然に防いでいます。
仮に年収300万円の人であれば、消費者金融で融資を受けられる限度額は100万円となります。
ただし、必ずしも年収の1/3まで借りられるという訳ではないという点にも注意しましょう。
既に複数社から借入している
現時点で他の消費者金融やカードローンでお金を多く借りている場合は、その借入件数や借入金額は審査に影響します。
自身の返済能力を超えて借入をすることは、多重債務者という状況になりかねません。
また、金融機関としても「複数社からお金を借りている人=お金に相当困っている人」と判断せざるをえないため、新たに借入できる可能性も低くなります。
もしも現時点で複数社から借入をしている場合には、おまとめローンで借金を一本化するなどの方法を検討しましょう。
合計7社での借入を経験した人のインタビュー体験談
複数社のカードローンからお金を借りているという場合も、何社から借りているのか?借入金額は合計でいくらなのか?によって、審査結果は変わります。
以下は、実際に合計7社のカードローンでお金を借りた利用者のインタビュー体験談です。

インタビュアー
なぜ合計7社ものカードローンを利用する事になったのですか?

平野さん
限度額に達するごとに「次はどこにしよう…」という感覚でした。でも、同時に利用していたのは多くても4社で、レイクやSMBCモビットはすぐに完済しました。
商品名 | 限度額 | 利用状況 |
---|---|---|
アコム | 60万円 | 利用中 |
プロミス | 30万円 | 利用中 |
アイフル | 30万円 | 完済済み |
レイク | 3万円 | 完済済み |
SMBCモビット | 10万円 | 完済済み |
LINEポケットマネー | 10万円 | 利用中 |
静岡銀行カードローン | 10万円 | 利用中 |

フタバ株式会社 貸付担当
複数の金融機関から借入をすることは理論上可能です。しかし、総量規制により借入できる総額は変わらないので、社数を重ねるごとに限度額は低くなります。
信用情報に何らかの問題がある
カードローンやキャッシングの審査においては、申込者の信用情報の紹介が必ず行われます。
過去に支払い遅延や債務整理などの履歴が残っている場合は、新たなカードローン契約をするかどうかにあたり影響が出る可能性が高くなります。
「過去に金銭トラブルがあった人=返済に滞る可能性がある」と判断されるので、該当する場合には注意が必要です。
債務整理後のカードローン利用についてインタビュー
実際に自己破産(債務整理手続き)をすると、少なくとも5年はその履歴が残っているため、基本的にはカードローンでの新規借入は難しくなります。
ただし、通常の大手カードローンではなく、一部の中小消費者金融であれば債務整理後でも借りられる可能性があります。
実際に、自己破産を経験した人の新規借入に関しての体験談インタビューも紹介します。

インタビュアー
自己破産後にお金が必要になり、どうしましたか?

鈴木さん
アイフルやプロミスといった大手の消費者金融は、自己破産を経験している私では借りられないと思っていました。そんな状況なので、ネットで「自己破産しても借りられる」のように検索して、アローを見つけました。
信用情報の開示データについて現役の貸付担当の見解
実際の消費者金融利用者の信用情報開示データを集めて、それに対して株式会社フタバの担当者なりの見解をコメントしていただきました。

フタバ株式会社 貸付担当
この人は2018年に債務整理をおこなっており、異動参考情報が残っています。その他にも各金融機関からの残高がある状態のため、今すぐに新たな貸付(ローン契約)をできる可能性は低いと考えられます。


フタバ株式会社 貸付担当
カードローンやキャッシングの審査においては、現在または過去のローン利用状況は必ず確認し、懸念となる箇所があった場合には契約を見送ることもあります。金額や期間に応じて判断は変わりますが、債務整理や遅延などの履歴がない人の方が契約には至りやすいと考えてください。
審査が甘い・通りやすいカードローンはない

前提として、審査が甘い金融機関・審査をしない消費者金融は存在しません。もしもそんな消費者金融があったとしたら、それは法律を守っていない違法業者である可能性が高いでしょう。
ただし、金融機関によって審査の基準が異なるのは事実です。つまり、A社の審査には落ちてしまったが、B社の審査はクリアできたという事例も少なくありません。
結論として、どの消費者金融へ申込をするか悩んだ場合には、まずは規模の大きい消費者金融から検討してみましょう。
迷ったら大手の消費者金融への申込を検討
テレビCMや街頭広告などで宣伝している規模の大きな消費者金融は、それだけ利用者の数も多いという事実があります。
もちろん審査は厳正におこなわれますが、公式ページで「成約率」を公表しているため、審査を受ける際の参考にすることはできます。
選ばれている大手消費者金融:プロミス
例えば、大手消費者金融であるプロミスでは、2021年度の新規顧客数と新規申込数は下記の通りです。
216,300(顧客数)÷557,521(申込数)=38.79%(新規成約率)
プロミスは大手消費者金融の中でもたくさんの利用者から評価を受けています。
使いやすさ・金利・サービスの充実といった面で優れているカードローンと言えるでしょう。
プロミスの特徴(メリット)
原則として電話での在籍確認はしていない※
WEB申込なら最短20分で融資可能
アプリローンならスマホのみで手続きが可能
また、審査が不安な人は、各社が提供している事前の簡易診断を利用するのも手段の1つです。
実際の申込をする前に簡易的な審査を受けられて、融資可能かどうかの判断をしてもらえます(実際の審査結果とは異なる場合があります)。
審査の結果によっては電話による在籍確認が必要となる場合がございます。
アイフルの審査に落ちてプロミスで借りられた例
実際、アイフルの審査には落ちてしまったけど、プロミスへ新規申込をしたら審査に通過できたという事例も存在します。

インタビュアー
アイフルの審査落ちた後どうしましたか?

井上さん
アイフルの審査落ちの結果が出た後すぐ、プロミスに申込をして、借りることができました。
詳細の体験談が気になる方は、以下のインタビュー記事をご覧ください。
大手が難しい場合は中小消費者金融に目を向ける
大手では審査を通過できなかった、そんな人は中小消費者金融を検討してみましょう。
消費者金融ごとに審査基準が異なるのは前述の通りですが、中小の消費者金融は大手で借りられなかった人の受け皿として機能している側面があります。
店舗数やサービスの利便性などで違いはあるものの、十分に検討する余地はあります。各地の中小消費者金融の一覧は下記などが挙げられます。
社名・サービス名 | 金利 | 借入限度額 |
---|---|---|
フタバ | 年14.959~17.950%(1~50万円未満) (※1~10万円未満の場合は14.959~19.945%) |
1~200万円 |
フクホー | 年7.30~18.0% | 1~200万円 |
いつも | 年7.0~18.0% | 1~50万円 |
セントラル | 年4.80~18.0% | 1~300万円 |
アロー | 年15.0~20.0% | 最大200万円 |
キャネット | 年15.00~20.0% | 5~50万円 |
スカイオフィス | 年15.00~20.0% | 1~50万円 |
キャレント | 年7.80~18.0% | 1~500万円 |
ダイレクトワン | 年4.90~20.0% | 1~300万円 |
消費者金融の審査に関するFAQ
- 契約後に再度審査があるケースは?
場合により再審査がおこなわれます。1度カードローンの審査に通って契約をした後でも、場合により再審査がおこなわれる事はあります。利用者の借入/返済状況が思わしくない場合や、増額を申し出た時などです。また、消費者金融は定期的に「途上与信」と呼ばれる利用状況の把握をおこないます。この際にも、他のカードローンやクレジットの利用状況を照会するため、場合によっては利用停止や限度額の制限となります。
- 増額審査と新規申込の審査の違いは?
増額審査の場合は利用実績も加味されます。契約時の申込審査も、増額時の審査も、内容は公にはされていません。ただし、増額審査の場合は利用者のそれまでの借入/返済状況も加味されることとなります。また、場合によっては収入証明書の提出や在籍確認がおこなわれる事もあります。いずれにしても、消費者金融が「新たな限度額まで貸しても問題ない」と判断しない限りは、増額審査クリアとはなりません。
- 審査の結果はいつ出る?
消費者金融により異なります。審査にかかる所要時間は、消費者金融各社で変わります。大手の消費者金融では「最短即日融資可能」となっていますが、これはあくまでも最短であり、申込者の状況によっては翌日や翌々日になることもあります。数日たっても審査の結果通知が来ない場合には、金融機関に連絡をしてみましょう。
【まとめ】審査が不安な人は大手消費者金融へ
消費者金融の審査に通るかどうかは、実際に審査を受けてみない事には分かりません。
金融機関ごとに審査の内容は異なり、どこの消費者金融もその基準を公開していないため、審査が甘い/厳しいのという判断をすることはできません。
消費者金融の審査が不安な場合は、事前に各社の提供している事前簡易診断を受けてみると良いでしょう。数項目の入力だけで、融資可能かどうかを判定してくれます。
それでも不安な場合には、事前に各消費者金融の担当オペレーターに相談してみる方法もあります。
審査が不安な人は「アイフル」へ
アイフルは「融資までの時間が最短20分」となっているため、とにかく急ぎでお金を借りたい人に向いています。今日中にお金を借りたい人や、支払い日が明日に迫っているという人には適しています。
WEBからの申込は24時間365時間可能で、申込後にフリーダイヤルへ連絡することで、優先的に審査を進めてもらうことができます。
また、カードレス対応・郵送物なし・申込の際に電話連絡なし等、周囲に知られずに借りたい人のためのサービスが充実しています。
特徴・メリット
最短20分で融資可能※
自宅や勤務先への電話連絡は原則なし
初めてのご利用なら最大30日間は利息なし
申込状況によってはご希望に添いかねます。
低金利で借りたい人は「プロミス」へ
SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスは、利用者数・店舗数などトップクラスのカードローンとして知られています。
アプリを活用することでカード無しでのキャッシングが可能、初回借入日の翌日から30日間は利息0円、WEB完結OKなど、サービス面が非常に充実しています。
最短15秒事前審査( )、最短20分融資など、速さの面でも申し分ないので、まずは借入診断を受けてみてはいかがでしょうか。
特徴・メリット
申込から最短20分で融資可能
顧客満足度が高い
初回借入から最大30日間は利息なし
事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。

記事の編集責任者 小野原 慎也
監修者コメント
高橋 孝治 貸金業務取扱主任者有資格者・国会議員政策担当秘書有資格者・法学博士
審査において最重要なのは「返済能力」の有無
消費者金融の審査は、収入状況や属性情報や信用情報を総合的に見て判断されます。審査に落ちた場合、それは返済能力に欠けていると判断されたという事です。その場合は希望金額を下げる・他の借入先(中小消費者金融)を検討する・公的機関の精度を検討するなど、1度立ち止まって最適方法を見直してみてください。