返済計画を立てるには?アプリを使えば簡単に作成できる

返済計画

記事の監修者

小林 恵 日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、貸金業務取扱主任者

福井県出身。関西学院大学社会学部卒。東京で情報通信関連の会社に勤務の後、2012年に郷里の福井にUターン。地方移住・教育資金・住宅購入などのセミナー講師、原稿執筆、ライフプラン作成支援を、対面・オンライン両方で行っている。WEBサイト:『福井のFP 小林恵』

お金を借りているときに、返済計画をどのように立てたらいいのか、お悩みではないでしょうか?

結論から言うと、返済計画はアプリを利用することで、簡単に作成することができます。

この記事では、返済計画を立てるうえで注意しておくことや、知っておくと役に立つ返済術も解説しますので、ぜひご覧ください。

借金返済計画をたてると「返済」を円滑にできる

前提として、返済計画は、借金完済までの道筋を立てることをいいます。

返済計画を立てることで、月々の支払うべき金額を把握できるのです。

さらに、毎月の返済額を算出するために、普段の生活を見直すきっかけ作りにもつながります。

つまり、返済計画を立てると「月々のお金の使い方」をコントロールすることができるのです。

完済までの道筋が明確になり、借金がいつ終わるか分からないという不安な状況を回避することができるのでお金を借りている人は返済計画を立てましょう。

借金返済計画を立てるにはアプリを活用しよう

返済計画を立てるには、アプリを利用しましょう。

なぜなら、アプリであれば必要情報を入力するだけで、完済までにかかる日数や、月々の返済金額を表示してくれるのです。

もし、複数社から借入をしている場合でも、同じようにアプリに情報を入力すればすべて表示してくれます。

返済計画に使えるアプリの種類

計画を立てやすいアプリは「返済シミュレーションアプリ」「家計簿アプリ」の2種類があります。

返済シミュレーションアプリ

アプリ名できること
万能電卓:多機能計算機

App Google
本来は電卓アプリ
機能のひとつにローン計算がついている
アプリ名から、借金をしていると気づかれにくいのでオススメ
AppBox Pro

※Googleの対応なし
28種類のツールが入ったアプリ
ローン計算ができる。
2社までだが支払い額の比較ができるので便利

家計簿アプリ

アプリ名できること
zaim家計簿アプリとして日々のお金の使い方が把握できる。
機能のひとつにローンを自動的に記録できるのでまとめて管理を行える
マネーフォワードレシートの読取や、銀行やカードと提携できる。
簡単にまとめて管理をすることができる家計簿アプリ

上記のアプリを併用すれば、月々の返済額と生活費を算出できるので、効率よく返済を行えるといえます。

アプリを使わない方法

アプリを利用するのが難しい場合は、以下の方法で返済計画書を作成することができます。

ただし、アプリを利用するより手間がかかってしまうことは覚えておきましょう。

  • Excelで作成

    フォーマットをダウンロードして作成する

  • ノートを使って作成

    市販の家計簿ノートなどを使って作成する

Excelではフォーマットを利用することで、ある程度の手間を省くことができますが、どちらの方法も自分で計算をする必要が出てきます。

エクセルを開いたら、以下の手順で操作を行ってください。

Excel利用の流れ
「ファイル」 → 「新規」→「ローン」で検索→「ローン計画書」→「計画を作成」

ノートを利用する場合は、家計簿ノートを使いましょう。

ですが、ノートの場合ご自身で、日々の支出計算を行う必要があります。

計算式などが間違っていた場合、せっかく立てた計画が意味をなさなくなる可能性があるので十分気を付けましょう。

返済計画を立てるうえでおさえておくべきポイント

返済計画を立てる際には、以下のポイントを必ず把握しましょう。

把握しておくべきこと

  • 1.収支を把握する

  • 2.借入金額を把握する

  • 3.利息を把握する

  • 4.返済方法を把握する

上記のポイントをしっかり把握しておかないと、質のいい返済計画を立てるのは難しいです。

それほどに重要なことなので、それぞれ解説していきます。

1.収支を把握する

まずは、ご自身の固定収支を把握しましょう。

固定収支は毎月決まった額の収入と支出のことを言います。

ここを把握せずに、返済金額を設定してしまうと、思わぬ出費が必要になったときに返済できず、延滞を起こしてしまったり、追加の借入が必要になってしまったりします。

もし可能であれば、月々の交際費の平均も出しておきましょう。

より月々の収支が明確になり、計画を立てやすくなります。

2.借入金額を把握する

返済金額は「50万円くらい」ではなく、1円単位までしっかり把握しておきましょう。

漠然とした感覚のままでいると、想像以上に借金が多かったということもありますし、少なかったということもあり得ます。

特に複数社から借入を行っている場合は、必ずすべての借入金額を把握しておきましょう。

どこかひとつでも漏れてしまうと、適切な返済金額を出すことができなくなってしまうので、注意しましょう。

3.利息を把握する

お金を借りている間は、原則利息が発生します。

そして利息は、各金融機関が設けている「金利」によって大きく変わってきます。

利息と金利の関係

金利が高いと、金融機関に支払うべき利息が高くなります。

利用している金融機関に設定されている金利を確認しておきましょう。

金利が分かれば、支払う利息を算出することができます。

アプリを利用する場合は、金利と借入金額を入力することで、利息額や必要返済期間といった計算を自動で行ってくれます。

もし、ご自身で計算する必要があったら、以下の方法で計算をしましょう。

借入額 × 金利 ÷ 365 × 借入日数 = 利息


借入額を10万円、金利を18.0%、借入日数(返済までかかる日数)を30日とした場合、以下のような計算になります。

100000×0.18÷365×30=1479.45

小数点以下は切り捨てになるため、支払う利息は1479円です。

4.返済方法を把握する

最後に返済方法を確認しましょう。

借金の返済方法の多くは「リボルビング支払い」が採用されています。

しかし、そのリボルビング支払にも2種類の方式があります。

返済方式も金融機関によって違うので確認しておきましょう。

リボ払いの種類

  • 定額リボルビング方式

    予め決めた返済金額で固定される方式

  • 残高スライドリボルビング方式

    支払残高に応じて自動的に返済金額が変更される方式

定額リボルビング方式では、一度決めた金額を支払い続ける返済方法になります。

返済金額を変更しない限りは、金額が変わることはありません。

対する残高スライドリボルビング方式は、返済時点の残高によって金額が変動します。

そのため、気付かないうちに返済金額がふえていたり、減ってしまったりするので注意してください。

計画以外にできる返済術

返済計画以外にも、返済するうえで覚えておくと良いことを解説します。

特に上から3つの項目は、計画と合わせることで、より効率的な返済を行うことができます。

返済術

  • 大小関わらず節約を続ける

  • おまとめローンや借り換えローンを利用する

  • 退職金を返済に利用する

  • 最終手段は債務整理

大小関わらず節約を続ける

返済において重要なことは、節約を行うことです。

例えば、月に1,000円のサブスクリプション(定額のサービス)を解約するだけでも、年間12,000円も節約することができます。

その他にも、利用している交通機関の工夫や、食生活の改善をしてみると、節約することができるかもしれません。

計画を立てるときに、無駄な収支がないか確認して、節約できるときは節約しましょう。

節約したら随時返済を行う

節約を重ねて、資金に余裕が出てきたら随時返済を行いましょう。

随時返済とは、月々の決まった返済とは別に返済を行うことを言います。

通常の返済時は、利息を合わせて返済を行いますが、随時返済であれば支払った金額はすべて残高に充てられます。

つまり、随時返済をたくさん行えば、完済までの道のりが短くなるのです。

しかし、無理に随時返済のしすぎで、生活が苦しくなっては元も子もないため、本当に余裕があるときだけに行いましょう。

おまとめローンや借り換えローンを利用する

借金返済に専念したい場合は、おまとめローンや借り換えローンといった、返済に特化したローンの利用を検討してください。

返済に特化したローンは、借金を1つにまとめることで金利を従来よりも低く抑える効果がありますので、最終的な利息額が小さくなる特徴があります。

また、返済専用のローンのため、追加融資に対応しておらず、より返済に集中できるようになります。

借り換えローンは、1社利用している方が、金利の低い「借り換えローン」に乗り換えることを言います。
おまとめローンは、2社以上利用しているときに、返済に特化したローンにまとめることを言います。

もし利用を検討される場合は、ご自身に合ったローンを利用してください。

退職金を返済に利用する

退職金のある会社に勤めている場合は、退職金を返済に充てるのもひとつの手です。

ただしこの方法は、退職予定のある方でないと利用出来ません。

退職金がいくらなのかを把握しておかなければ、想像していた金額より足りなかったというケースもあり得ます。

また定年退職の場合はそれなりの金額を貰えますが、途中退職の方は、もらえる退職金が少なくなってしまいます。

あくまで、自分で支払う方法の最終手段であると覚えておいてください。

債務整理

最終手段として、「債務整理」という方法もあります。

債務整理は3種類あり、いずれもお金を自分で支払えなくなった際に行う法的な手続きです。

  • 任意整理

    借金をしている業者に対して、支払額の一部を減額してもらう手続き

  • 個人再生

    裁判所を通じて債務を減額してもらう手続き
    任意整理に比べると減額幅は大きくなります

  • 自己破産

    裁判所を通じて財産を清算し、借金を免除してもらう手続き

債務整理を行えば、借金を減額することができます。

しかし、その分デメリットも生じるため、最終手段であるということを覚えておいてください。

債務整理をした後は長期間ローンを利用できなくなる

債務整理を行うと、金融機関が照会する信用情報に「債務整理をした」という情報が残ります。

この情報が残っているうちは、新たなカードローンやクレジットカードの利用ができなくなるのです。

債務整理を実行した時点で、今まで契約していたカード類は使用不可になるため、情報が抹消されるまでカード利用ができなくなります。

一般的に、債務整理を行ったという情報は、「抹消されるまでに5~10年かかる」と言われています。

もし、債務整理をする場合、最大で10年間、ローンの利用ができなくなることを覚えておきましょう。

これから借入する人はカードローンアプリを使ってみよう

これからお金を借りようと考えている人は、カードローンのアプリを使いながら、返済計画を立ててみましょう。

カードローンのアプリの中には、返済計画を立てやすく設計されているものもあるのでオススメです。

例えば、利用状況が一目で分かったり、返済期日が迫っているときに通知をしてくれたりします。

他にも、アプリを使うことで、コンビニATMから借入と返済を行うことができるのです。

通常の返済計画アプリよりも、普段から使うからこそ優れている面もあるので、ぜひ利用してみて下さい。

アイフル

アイフルのアプリは、カードの利用状況をグラフで表示してくれます。

他にも予定返済金額も表示されるので、視覚的に分かりやすく利用できます。

また、アイフルのアプリは、アイコンを4種類から選ぶことができるので、カードローンの利用そのものが周囲に気づかれにくい仕様を持っています。

返済管理をしつつ、周囲にバレたくない人は、アイフルのアプリを利用すると良いと言えます。

アイフル

金利
3.0%~18.0%
借入限度額
1万円~800万円
融資スピード
WEBなら融資まで最短25分
アイフル
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アコム

アコムのアプリでは、利用状況を一目で確認できるようになっています。

その他の機能として、返済予定日の3日前に「返済が迫っている」と通知してくれます。

つい返済日を忘れてしまい、延滞料金がかかってしまったという事態を防ぐことができるのです。

アコム

金利
3.0%~18.0%
借入限度額
1万円~800万円
融資スピード
最短30分
アコム
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返済計画に関するよくある質問

  • 返済計画どおりにできません。どうしたらいいですか?

    どこかで収支のバランスが崩れている可能性があります。本記事内で紹介している家計の見直しを検討してください。無理のない返済計画を立てることが長続きのポイントです。

  • 自分で計画を立てるのが苦手ですが、どうすればいいですか?

    FPや行政書士、弁護士などの専門家に相談してみましょう。各市町村に専門機関があるため無料で相談も可能です。しかし、場合によっては相談料がかかることも少なくありません。思わぬ出費となる可能性もあるため、きちんと下調べをし、相談内容をまとめ短い時間で相手に伝わるように工夫をしましょう。

まとめ

返済計画とは、「完済までの道筋を立てること」を言います。

必要な情報をまとめ、計画をたてることで、月々のお金の流れのコントロールをすることができるのです。

必要な情報

  • 収支

  • 借入金額

  • 利息額

  • 返済方法

そしてこれから返済計画を立てるなら、アプリを利用しましょう。

アプリを使えば必要な情報を入力するだけで、計算を行ってくれるので、簡単に返済計画を立てることができます。

ですが、本当に重要なことは、計画に沿って返済を行うということです。

計画を立てても、その通りに動かなければ、完済までの道筋が遠くなってしまいます。

立てた計画の通りに動いて借金を返済していきましょう。

監修者コメント

小林 恵 日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、貸金業務取扱主任者

家計簿アプリは節約に有効!

家計簿アプリを使い毎月の収支を「見える化」して、こまめに支出と口座の残額をチェックすることで、返済計画を立てるだけでなく節約のポイントも見えてきます。飲食費のような都度発生するものだけでなく、保険や携帯電話料金など毎月決まった額が引き落とされるものについては、一つ一つの項目について本当に必要なのかどうか吟味し、場合によっては保険契約や通信会社・プランを変えることなども検討しましょう。

記事の編集責任者 小野原 慎也 Onohara Shinya

高校卒業後、様々な業界を経てポート株式会社へ。
数多くの金融メディアで、ライターとして1,000本以上の記事を執筆。
MONEY LEAFでは「お金に関するさまざまな知識が集まる情報ポータルサイト」として、最新の比較情報や賢く利用するためのノウハウ記事を発信している。

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