キャッシングサービスとはお金を借りること!利用前に知っておくべきことを解説

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クレジットカードでキャッシング

記事の監修者

高原 耕大 2級ファイナンシャルプランニング技能士

静岡県出身。大学卒業後、外資系生命保険会社2社で15年勤務した後にファイナンシャルプランナーとして独立し、合同会社T.Kプランニングを設立。
代表FPとしてお客様のライフプランやマネープランの相談だけでなく、執筆や記事の監修も幅広く手掛けている。
>>T.Kプランニング

キャッシングサービスとは何を指すことなのか、分からない方も多いのではないでしょうか?

一般的に、キャッシングサービスとは「クレジットカードで現金を借入すること」を指します。

この記事では、クレジットカードのショッピング枠との違いと共通点を説明したうえで、キャッシングサービスに向いている人とそうでない人をご紹介します。

キャッシングサービスに向いていない方であっても、別の方法でお金を借りられる可能性がありますので、キャッシングサービスについて調べている方はぜひご覧ください。

キャッシングとは「現金を借りる」こと

キャッシングとは、一般的にクレジットカードを使って現金を借りるサービスのことを言います。

キャッシングサービスは、コンビニATMや銀行振込で、現金を受け取ることができます。

ですが、キャッシングサービスを利用するためには、事前に利用契約を済ませる必要があります。

キャッシングサービスを利用する場合はどのようにすれば良いのかは後ほど解説しますが、まずは多くの人が利用している「ショッピング」との違いを見ていきましょう。

ショッピングとキャッシングの違い

クレジットカードの「ショッピング」と「キャッシング」は利用目的に違いがあります。

具体的には、「買い物した代金の立替」をしてくれるのが「ショッピング」、「自由に使うためのお金を現金で融資」してくれるのが「キャッシング」になります。

基本的に、カード会社が定めた範囲内の金額でサービスを受ける点は変わりませんが、ショッピングとキャッシングで異なる点もあるので、確認しておきましょう。

返済方法が異なる

キャッシングの返済は、「一括返済」と「リボルビング返済」の2通りになります。

対して、ショッピングでは「一括支払い」「分割支払い」「ボーナス払い」「リボルビング払い」の4種類の支払方法がありますが、基本的に翌月に使った分の金額を支払う一括支払いが、主な使い方になっています。

キャッシングの返済方法内容
一括返済借りたお金を一回で支払う方法
リボルビング返済借りた金額に関係なく定額で支払う方法
ショッピングの支払方法内容
一括支払立替てもらったお金を一回で支払う方法
分割支払支払う数を指定して支払う方法
リボルビング支払支払う金額を決めて支払う方法

リボルビング支払は、基本的に「利用料金、利用件数に問われず、あらかじめ設定した金額を支払う」返済方法です。リボルビング方式にも種類があり、若干の違いがあります。

同じリボルビング支払であっても、クレジットカード会社が採用している方式次第で、月々に支払う金額が変わります。

方式の違いを理解して、使いたいクレジットカードがどの方式を採用しているか確認しましょう。

リボルビングの種類

  • 残高スライド方式

    残高に応じて、毎月の支払額が変動するものを指します。支払いを進めて残高が減れば減るほど、毎月の支払額が少なくなるという特徴がある。

  • 元金定額払い

    「あらかじめ決めた毎月の支払額(元金)+手数料」を支払う方法。元金の部分は定額ですが、上乗せする手数料は変動するため、支払額の総額は毎月変動する特徴がある。

  • 元利定額払い

    「元金+手数料=あらかじめ決めた毎月の支払額」となるように支払いするものを指します。元金定額払いとは違い、毎月の支払額の総額は定額ですが、支払額の総額のうち元金の割合が変動する特徴がある。

キャッシングには利息がかかる

キャッシングサービスでは、お金を借りた分の利息がかかります。

利息は融資をしてくれた相手に支払う「借りたお金の使用料」のことを言います。

キャッシングの利息は、お金を借りた翌日から発生します。

つまり、一括返済をした場合でも利息が発生するので、借りたお金以上の金額を支払う必要があるのです。

また、利息は日毎に加算されるため、返済期間が長くなるほど最終的な返済負担が大きくなってしまいます。

もし、利息を少なくするには、月々の支払金額を増やす必要がありますが、無理に返済額を増やしてしまうと、利用者の負担が大きくなってしまうため注意が必要です。

キャッシング利用の注意点

キャッシングを利用する上での注意点はいくつかあります。

注意点

  • キャッシング枠が設定されていなければ利用できない

  • 利用可能枠がショッピングと共有されている

  • 金利が高い傾向にある

  • 借金であることを忘れない

上記の注意点について詳しく説明していきます。

キャッシング枠が設定されていなければ利用できない

キャッシングサービスは全てのクレジットカードに標準で備わっている機能ではありません。

基本的には、クレジットカードの申込時に付帯申請をしておく必要があり、この申請をしていないと、キャッシングすることはできません。

クレジットカードでキャッシングを考えている場合はまず、お手元のカードにキャッシング機能(枠)があるのか確認するところからはじめましょう。

利用可能枠がショッピングと共有されている

キャッシングで利用できる金額は、カードに設定されているショッピング枠(限度額)の中からとなります。

ここで注意しておきたいのが、キャッシングで現金を引き出した分、その月にショッピングで使える金額が減ってしまうということです。

例えば、ショッピング枠が月50万円に設定されている場合、キャッシングによって10万円を借りると、その月のショッピング可能額は40万円となってしまいます。

このようにショッピングとキャッシングでは利用可能枠が共有されていますので、知らずに使い続けると、限度額の上限を向かえ、カードが止まってしまう原因にもなります。

キャッシングできる金額にも制限がある

クレジットカードのキャッシングには、利用上限がショッピング枠とは別で設けられています。

例えばショッピング枠が50万円、キャッシング枠が20万円の場合は、キャッシングで借りることができるのは20万円までとなります。

金利が高い傾向にある

キャッシングは、他の借入サービスより金利が高い傾向にあります。

金利とは、支払う利息額の割合のこと
金利が高いか低いかによって支払う利息額が変わってくるので、覚えておきましょう。

以下の表は、キャッシングと同じくカードを利用してお金を借りるカードローンとの、金利を比べた表です。

ご覧の通りキャッシングの金利相場は、15.0%~18.0%のため、設定される金利がそれほど変わらないのが特徴になっています。

キャッシング消費者金融カードローン銀行カードローン
上限金利相場年18.0%年18.0%年15.0%
下限金利相場年15.0%年3.0%年2.0%

同じ金額を借りたとしても、カードローンと比べた場合、支払う金額が増えてしまう可能性があることを覚えておきましょう。

借金であることを忘れない

キャッシングを利用する際には「借金」であるということを正しく理解しておきましょう。

キャッシングは、現金を直接手にすることになるため、手持ちのお金が増えたように感じてしまいます

安易に利用してしまうと返済が長引いてしまうケースが想定されます。

そうならないためにも、キャッシングサービスの仕組みをしっかり理解して、計画的な利用をしていきましょう。

キャッシングの利用手順

キャッシングを利用する際の流れを簡単に説明します。

クレジットカードにキャッシング機能がついていない方は、事前に「キャッシング枠」をカード会社に設定してもらう必要があります。

  1. 利用申込

    利用する予定のクレジットカードの公式サイトから利用申込を行いましょう。

  2. 審査

    審査に落ちてしまった場合、お金を借りることはできません。
    審査に通った場合、「キャッシング枠」がいくらになったのか連絡がきます。

  3. 借入

    キャッシング枠の範囲内であれば、1,000円単位から借りられるケースが多いです。

  4. 返済

すでにキャッシング枠が付帯されている場合

すでにキャッシング枠の設定がされている場合は、難しい手続きをする必要はありません。

ご自宅の近くのコンビニのATMや銀行への振込依頼を行うことで、簡単にお金を借りることができます。

  1. 借入

    それぞれのカード会社の公式サイトからどこで借りられるのか確認しておきましょう。
    多くの場合、「セブン銀行」や「ローソン銀行」のATMから借りられます。

  2. 返済

    返済方法は初期設定では、「一括」にされているケースが多いです。
    もし、リボ払いを検討している場合は、変更申請を出しておきましょう。

なお、普段から利用している方は「増額申請」をすることで、キャッシング枠が増える可能性もあります。

その場合は、再度審査を行う必要がありますが、限度額が足りないと感じたら増額申請を行ってみましょう。

クレジットカードでキャッシングするべき?

クレジットカードのキャッシングは便利な機能ですが、使うべきなのか、そもそもカード機能を残しておいていいのか、など悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで、キャッシングサービスの利用を検討するべき人とすべきでない人の特徴を解説していきます。

キャッシングの利用を検討するべき人

日常的に現金借入を利用せず、何かあったときの「備え」として用意しておきたい人は、キャッシングサービスに向いているといえます。

なぜならキャッシング枠を予め用意しておけば、急にお金が必要になっても、新しいローンを組む手間を省くことができます。

さらに、支払いをひとつのカードで済ませることができるため管理をしやすくなります。

なお、キャッシング枠を持っていても利用しなければ、手数料や利息がかかることもありませんのでご安心ください。

キャッシングサービスに適さない人

定期的にお金を借りる必要がある人は、キャッシングサービスに向いていないと言えます。

ショッピングと共有されている枠の中でなんども借入を行ってしまうと、利用限度額に達してしまい、カードを使うことができなくなってしまう可能性があります。

さらに、キャッシングサービスは比較的金利が高いので、結果として支払う金額も多くなってしまう恐れもあります。

定期的な借入を検討している場合は、より適切なローンの利用を検討した方が良いと言えるでしょう。

キャッシングに関する担当者の見解

フタバ株式会社 貸付担当者

これからクレジットカードのキャッシング枠を開設しようかとお考えの方は、カードローン利用にも目を向けてみてください。私たちのような消費者金融では、申込から融資までの対応を即日で完了させることができます。

借入が多いのであればカードローンの利用も検討

もし、定期的な借入を検討している場合、カードローンを利用してみましょう。

カードローンは、キャッシングと同様カードを使って現金を借りられるサービスです。

お金を借りる方法はATMから借りたり、銀行振込で借りたりと、キャッシングと大差ありません。

むしろ、クレジットカードと違い、現金融資に特化しているため借入できる金額はカードローンの方が多い可能性もあります。

カードローンの種類によってはメリットになることもある

カードローンは大きく分けて2種類あります。

それは「消費者金融カードローン」と「銀行カードローン」の2つです。

どちらもキャッシングと比べた際に、支払う利息が安くなる可能性があります。

無利息期間上限金利相場
消費者金融カードローン一部有18.0%
銀行カードローンなし15.0%
キャッシングなし18.0%

まず、消費者金融では、初めて利用する方に限り「無利息期間」を設けているケースがあります。

無利息期間とは、利息のかからない期間のこと。
期間内に借入と完済をすれば、利息を払わずお金を借りることができます。
完済できなくても、その期間中の利息は発生しないため、無利息期間のない融資より、支払う金額を安くすることができます。

銀行カードローンではそもそも設定金利が低いため、キャッシングよりも返済に必要な金額が安くなります。

返済する金額を安く済ませたいのであれば、カードローンを利用しましょう。

キャッシングサービスの代わりに適したカードローン

ここからは、キャッシングの代わりとして使える消費者カードローンを紹介していきます。

カードローンは、「借入専用のカード」を利用するサービスですので、キャッシングよりも借入に特化しているといえるでしょう。

さらに、ここで紹介するカードローンは、すべて無利息期間がありますので、初めての利用であれば利息を安くすることができる可能性があります。

アイフルは周囲にバレにくい

アイフルは周囲にバレにくい配慮を行っています。

カードローンの申込をすると、対象の金融機関は、働いている職場へ電話をする在籍確認を行っています。

アイフルでは、その在籍確認を「書類提出」のみで完了させることができるのです。

周囲の人へ連絡が行く可能性が低いため安心して利用することができると言えます。

アイフル

金利
3.0%~18.0%
借入限度額
1万円~800万円
融資スピード
WEBなら融資まで最短25分
アイフル
  • WEB申込なら融資まで最短25分も可能
  • 初めてのお借り入れなら30日間金利がゼロ円
  • 1秒診断でお借り入れ可能か事前に知ることができる

公式サイトはこちら

職場へ確認が必要と判断された場合は、電話による連絡がいく可能性があります。
その場合でも、アイフルと名乗ることは無く、極力バレないような配慮がされています。

プロミスは消費者金融の中でも金利が低い

プロミスは、他の消費者金融機関よりも金利が低く設定されています。

以下の表は、今回紹介している消費者金融カードローンの金利を比較したものです。

消費者金融名金利
プロミス年4.5%~年17.8%
アイフル年3.0%~年18.0%
レイク年4.5%~年18.0%

一般的に初めてのカードローン利用の場合、利用限度額は上限金利に設定されることが多いです。

そのため、上限金利が低いプロミスであれば、他の消費者金融よりも安く利用できる可能性が高いと言えます。

プロミス

金利
4.5~17.8%
借入限度額
500万円
融資スピード
最短25分
プロミス
  • 初回借入から30日間は利息ゼロ円
  • WEBなら最短25分融資も可能
  • 2019年~2022年と4年連続でオリコン顧客満足度調査ノンバンクカードローン初回利用第1位を獲得

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レイクALSAは無利息期間が長い

レイクALSAは、無利息期間が長いのが特徴です。

消費者金融名無利息期間の長さ
レイクALSA最大180日
プロミス30日
アイフル30日

上記の表のとおり、レイクALSAの無利息期間は他の消費者金融カードローンの6倍という長さです。

できるだけ長い期間の間、借りた金額の返済だけで済ませたいという方はレイクALSAを利用しましょう。

レイクALSA

金利
4.5~18.0%
借入限度額
1万円~500万円
融資スピード
WEBなら最短25分融資も可能
レイクALSA
  • 選べる無利息期間(60日間、180日間、30日間)
  • WEBなら最短25分で融資も可能
  • 公式アプリ「e-アルサ」でカードレス可能

公式サイトはこちら

180日間の無利息期間は「5万円まで」になります。
全額無利息にしたい場合は、60日の無利息期間コースがあるのでそちらを選びましょう。

キャッシングサービスに関するよくある質問

  • キャッシングサービスとは何ですか?

    一般的にクレジットカードのキャッシング枠を利用して現金を借りることをキャッシングサービスと呼びます。

  • キャッシング利用の注意点はありますか?

    クレジットカードにキャッシング枠が設定されていないと利用できません。
    クレジットカードにキャッシング枠が設定されていない場合は、カード会社に申請して審査に通過する必要があります。

  • キャッシングの利用が向いている人を教えてください。

    突然の出費に備えておく手段が必要な人が、キャッシングの利用に向いてます。
    日常的に借入をする場合は、キャッシングよりも金利の低い銀行カードローンや、無利息サービスが適用される消費者金融を利用しましょう。

まとめ

この記事では、クレジットカードのキャッシングを利用する上で知っておくべきことを解説しました。

「キャッシング」は買い物で利用する「ショッピング」と違い、お金を借りられるサービスです。

コンビニATMや振込依頼をすることで簡単にお金を借りることができます。

便利な反面、注意して利用しないとかえって不便になってしまうことが想定されます。

注意点を簡単におさらいしておきましょう。

注意点

  • 枠が設定されていなければ利用できない

  • 利用可能枠がショッピングと共有

  • キャッシングには利息が発生する

  • キャッシングは金利が高い

  • 場合によってはカードローンを使った方が良い可能性がある

最も重要なことは、キャッシング枠とショッピング枠の限度額は共有されているということです。

それぞれのバランスを考えて利用しなければ、「限度額に達してしまい、クレジットカードそのものが利用できなくなってしまう可能性」があります。

そのような事態にならないためにも、ご自身で設定されたキャッシング枠よりも少なめに限度額を決めておくと良いかもしれません。

どうしても、多額のお金が必要になった場合は、カードローンの利用を検討しましょう。

監修者コメント

高原 耕大 2級ファイナンシャルプランニング技能士

リボルビング払いの「元利定額返済」には要注意

キャッシングの返済をリボルビング払いで行う際は、払う金額だけでなく返済方法も確認しましょう。「元利定額返済」は、「元金+利息」で毎月支払額が一定になる支払方法です。毎月の返済額が変わらない分、当初は元金が減らないので、どんどん利息が増えてしまいます。キャッシングの前に返済方法も確認することが大切です。

記事の編集責任者 小野原 慎也 Onohara Shinya

高校卒業後、様々な業界を経てポート株式会社へ。
数多くの金融メディアで、ライターとして1,000本以上の記事を執筆。
MONEY LEAFでは「お金に関するさまざまな知識が集まる情報ポータルサイト」として、最新の比較情報や賢く利用するためのノウハウ記事を発信している。

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