プロミスの返済はリボ払いが基本!支払いの方法や流れを解説
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記事の監修者

岩切 健一郎 FP1級、CFP(R)
1986年5月生まれ。宮崎県出身。業界10年目。
コンサルティング会社、外資系生命保険会社を経て、現在は保険代理店に勤務しながら発達障害の方のライフプランを専門に行う合同会社ひなたを経営。
プロミスの返済はリボ払いが基本です。正確には「残高スライド元利定額返済方式」というもので、これは借入直後の利用残高に応じて毎月の返済金額が決まるというシステムとなっています。
また、プロミスの返済方法は大きく分けて7種類あります。それぞれ手数料や特徴、手続きの流れが異なるため、本記事でひとつずつ解説します。ご自身に合った返済方法がきっと見つかるので、ぜひ最後まで目を通してください。
プロミスの返済はリボ払いが基本

プロミスの返済はリボ払いが基本です。リボ払いは毎月の支払いを一定の金額に固定し、利息を上乗せして返済していきます。国内ではこのリボ払いを採用しているカードローンがほとんどです。
プロミスの返済では「残高スライド元利定額返済方式」というリボ払いが採用されており、最終借入後の利用残高に応じて毎月の返済金額が変動します。返済金額の算出方法は以下の通りです。
借入後残高 | 返済金額 | 返済回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ) | ~36回 |
30万円超過100万円以下 | 借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ) | ~60回 |
100万円超過 | 借入後残高 × 1.99% (1,000円未満切り上げ) | ~80回 |
このように、プロミスでは借入後残高によって、返済金額や返済回数が定められます。
例えば、借入後残高が5万円だった場合、適用される一定の割合は3.61%であるため、計算式に当てはめて算出すると1,805円です。この場合、1,000円未満は切り上げになることから、返済金額は2,000円となります。
借入後残高 | 返済金額 |
---|---|
5万円 | 2,000円 |
10万円 | 4,000円 |
15万円 | 6,000円 |
20万円 | 8,000円 |
30万円 | 11,000円 |
40万円 | 11,000円 |
50万円 | 13,000円 |
100万円 | 26,000円 |
プロミスで追加返済する方法
プロミスでは毎月支払う一定金額のほかにも、任意で追加返済することができます。追加返済することで、完済までの期間を早められます。

支払う利息は返済期間によって変動するため、完済までの期間を早めれば支払う利息の合計額を減らすことが可能です。そのため、「支払う利息をできるだけ抑えたい」という方は、追加返済を積極的に利用しましょう。
なお、プロミスで追加返済する方法は以下の6つがあげられます。
追加返済する方法
銀行振込
プロミスATM
提携ATM
インターネット
追加返済は「口座振替」以外の方法で利用できます。このように、プロミスは追加返済の方法が複数あるため、自身の返済状況に合わせた利用ができるでしょう。
プロミスで一括返済する方法
手元にまとまったお金がある場合は、一括返済も視野に入れましょう。前回の返済時から利息は発生しているため、その利息の合計金額と借入残高を一括で返済することになります。
そもそも、利息は日割りで発生しています。一括返済するということは、予定よりも早く完済するということです。つまり、一括返済によって返済期間が短縮されるため、当初の予定よりも支払う利息が少なくて済むのです。
一括返済は、「プロミスコール(0120-24-0365)」と「インターネット返済」から申込めます。申込みすると最終返済金額が算出されるため、プロミスATMや提携ATMを使って返済しましょう。
プロミスコールもしくはインターネット返済で一括返済を申込む
最終返済金額を確認する
返済手続きを行う
一括返済は利息を安く抑える効果的な手段であるため、無理のない範囲で検討しましょう。なお、払いすぎにより端数が発生した場合は、銀行振込にて返金してもらえます。
具体的な返済の方法と流れ
プロミスの返済方法は全部で7種類あります。それぞれ利用可能時間や手続きの流れが異なるため、ひとつずつ詳しく解説します。
返済方法 | 利用可能時間 | 手数料 |
---|---|---|
インターネット返済 | 24時間365日 | 無料 |
口座振替 | 5日・15日・25日・末日のいずれかに引き落とし | 無料 |
プロミスATM | 土日祝日を含む7:00~24:00 | 無料 |
提携ATM | 提携先によって異なる | 110〜220円 |
銀行振込 | 銀行によって異なる | 銀行によって異なる |
方法1.インターネット返済

インターネットの手続きだけで、金融機関の口座からプロミスに返済可能です。インターネット返済は24時間365日いつでも利用できるほか、最短10秒で返済が完了するなど利便性に優れています。
三井住友銀行やゆうちょ銀行、PayPay銀行など、約1,100の金融機関が対応しています。インターネット返済の利用手順は下記をご確認ください。
プロミスの会員サービスにログイン
「インターネット返済のお手続き」を選択
返済金額を指定
金融機関を選択
金融機関にログイン
インターネット返済を実行
メリット
利用手数料が0円
24時間365日いつでも利用できる
場所を選ばず手軽に返済可能
デメリット
インターネットバンキングへの登録が必要
スマートフォンやパソコンが必要
方法2.口座振替

口座振替を利用した返済方法もあります。一度口座を設定すれば毎月自動で引き落としされるため、返済忘れを防止できます。
返済のたびにATMに出向く必要がないことから、「毎月の返済が面倒」という方におすすめです。また、毎月自動引き落としなので返済のことを気にする必要がないため、精神的なストレスも緩和されます。
なお、毎月の引き落とし日は登録する金融機関によって異なります。銀行別の引き落とし日は下記の通りです。
三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、PayPay銀行 | そのほかの金融機関 | |
---|---|---|
引落日 | 5日、15日、25日、末日のいずれか | 5日 |
引落開始日 | 初回の返済期日より開始 | 登録した日にちによって、初回の引落開始日が変動する |
引落反映日 | 当日 | 引落日の3営業日後 |
手数料 | 0円 | 0円 |
このように、登録する金融機関に応じて利便性が一部異なります。口座振替の申込み手順は以下をご参考ください。
公式サイトの会員ページにログイン
「口座振替」ボタンをクリック
金融機関を選択
指定した金融機関で口座振替を申込む
口座振替の設定が完了
メリット
利用手数料が0円
返済忘れを防止できる
振り込みに行く手間がかからない
デメリット
口座振替の設定が必要
引き落とし前に口座残高を気にする必要がある
方法3.プロミスATM

プロミス専用のATMを使った返済方法もあります。プロミスATMは土日・祝日の返済にも対応しており、手数料0円で利用できます。
また、プロミスカードを持っていなくても返済できるほか、営業時間は7:00〜24:00と比較的長いという利点もあります。2021年3月末時点で全国に832機設置されているなど、プロミスATMを使った返済は利便性に優れていると言えるでしょう。
自宅の近くにプロミスATMが設置されていれば、ぜひ活用してください。なお、返済の流れは下記の通りです。
プロミスATMに来店
画面の案内にしたがって操作
「ご返済」を選択
返済金額を入力
内容を確認して現金を入れる
お客様控えを受け取って返済完了
メリット
利用手数料が0円
土日・祝日でも利用できる
プロミスカードがなくても返済可能
デメリット
地域によっては利用できない
方法4.提携ATM

プロミスと提携しているATMを使って返済することも可能です。プロミスと提携している金融機関はとても多いため、お近くの銀行やコンビニのATMを使って気軽に返済できます。
提携している銀行ATMの利用可能時間は基本的に9:00〜21:00です。コンビニATMであれば、24時間の返済に対応しています。
利用可能時間が長く利便性に優れる提携ATMですが、利用手数料が一部発生するという難点があります。利用手数料と提携先については以下をご確認ください。
借入・返済可能な提携先 | 取引金額1万円以下の手数料 | 取引金額1万円超の手数料 |
---|---|---|
三井住友銀行 | 無料 | 無料 |
セブン銀行 | 110円 | 220円 |
ローソン銀行 | 110円 | 220円 |
イーネット | 110円 | 220円 |
ゆうちょ銀行 | 110円 | 220円 |
三菱UFJ銀行 | 110円 | 220円 |
西日本シティ銀行 | 110円 | 220円 |
イオン銀行 | 110円 | 220円 |
横浜銀行 | 110円 | 220円 |
東京スター銀行 | 110円 | 220円 |
福岡銀行 | 110円 | 220円 |
熊本銀行 | 110円 | 220円 |
上記のように、取引金額によって利用手数料が異なるため注意しましょう。なお、提携ATMを使った基本的な返済手順は以下の通りです。
提携ATMから「取引開始」を選択
プロミスカードを挿入
画面の「ご返済」を選択
「カードローン」を選択して紙幣を投入
返済金額を確かめて「確認」を押す
利用明細票とカードを受け取る
メリット
提携先が多いため利便性が高い
コンビニATMであれば24時間利用できる
デメリット
基本的に利用手数料がかかる
方法5.銀行振込

最後に紹介する返済方法は銀行振込です。プロミスの指定口座に直接振り込む方法であり、指定口座はプロミスの会員サイト、もしくはプロミスコールに問い合わせることで確認できます。
この銀行振込には2つの注意点があります。ひとつ目は、金融機関の休業日や営業時間外で返済した場合、着金扱いが翌営業日になる点です。銀行振込を返済期日ギリギリで行う場合は注意しましょう。
2つ目の注意点は、振込時にかかる利用手数料が全額自己負担になる点です。「できるだけ手数料を抑えたい」という方は、ほかの返済方法を検討しましょう。なお、会員サイトを用いた返済手順は以下の通りです。
プロミス公式サイトの会員ページにログイン
会員情報から振込先の口座番号を確認
お近くのATMに行く
プロミスの口座番号宛てに振り込む
お客様控えを受け取り返済完了
メリット
プロミスの口座に直接振り込めるため安心
デメリット
振込手数料が全額自己負担となる
当日に振り込んでも翌営業日に反映される可能性がある
返済に遅れた場合のリスクを担当者が解説

フタバ株式会社 貸付担当
カードローンを利用する際は、返済に遅れないように注意しましょう。返済に遅れてしまうと、遅れた日の翌日から支払いがおこなわれるまでの期間に遅延利率が適用されるため、より多くのお金を支払わなければなりません。また、支払いが完了するまでは、カードローンのサービスを利用することができなくなります。
プロミスの返済に関する質問
- プロミスの返済方法は変更できますか?
基本的に、プロミスの返済方法は利用者が自由に変更できます。ただし、口座振替を利用している場合は、振替の登録が解除されているかを確認しましょう。もしも、登録が解除されていない場合は、自動的な引き落としが発生するため、想定よりも多くのお金を支払うことになる可能性があります。
- プロミスカードがない場合に返済するにはどうすれば良いですか?
スマホがあれば、ATMを利用した返済が可能です。ただし、スマホを利用した返済は、「セブン銀行ATM」と「ローソンATM」に限られます。
- プロミスの返済に遅れそうな場合はどうすればいいですか?
まずは、必ずプロミスに連絡しましょう。プロミスに連絡することで、支払期日の相談ができたり、今後の対処法を教えてくれたりします。相談は、プロミスコール(0120-24-0365)か会員ページから相談をしましょう。
まとめ
本記事では、プロミスのリボ払いや追加返済について、各種返済方法の詳細と流れを解説しました。
プロミスのリボ払いは「残高スライド元利定額返済方式」を採用しており、最終借入後の利用残高に応じて毎月の返済金額が変動します。追加返済や一括返済を行うことで、支払う利息の合計額を減らすことが可能です。
プロミスの返済方法は全部で7種類あり、利用可能時間や特徴、返済する流れが大きく異なります。本記事で解説した内容を確認した上で、プロミスへの申込みを検討してみてください。

記事の編集責任者 小野原 慎也
監修者コメント
岩切 健一郎 FP1級、CFP(R)
自分に合った返済方法を選ぶことが重要
キャッシングで大切なことは2つ。借りることと、返すこと。返済方法の選択肢とそれぞれのメリットやデメリットを把握しておくのは非常に大切です。 また、どのような返済方法であってもきちんと返せる額にしておく必要があります。 借りるときには、返済方法や金額もしっかりと計画しておきましょう。