大学生でもお金を借りられる方法を5つ紹介!融資を受ける際の注意点も解説
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記事の監修者

岩切 健一郎 FP1級、CFP(R)
1986年5月生まれ。宮崎県出身。業界10年目。
コンサルティング会社、外資系生命保険会社を経て、現在は保険代理店に勤務しながら発達障害の方のライフプランを専門に行う合同会社ひなたを経営。
「大学生でもお金は借りられるのだろうか?」という疑問はありませんか?大学生でもお金を借りることは可能であり、借入方法は大きく分けて5つあります。
借入方法によって特徴や借入条件が大きく異なるため、それぞれの方法をひとつずつ確認し、自身に適した借入方法を選択することが大切です。
そこで今回は、大学生でもお金を借りられる方法、大学生におすすめの大手消費者金融を解説します。最後までご覧になることで、自身に合った安全な方法でお金を借りられるはずです。
目次
大学生でもお金を借りられる5つの方法

大学生でもお金を借りられる方法は大きく分けて5つあります。借入方法によって特徴や条件がそれぞれ異なるため、ひとつずつ順番にみていきましょう。なお、それぞれの基本情報は下記をご確認ください。
借入方法 | 即日借入 | 特徴 |
---|---|---|
学生ローン | 可能な場合もある | 場合によっては20歳未満でも融資を受けられる |
奨学金 | 不可能 | お金の使いみちに制限はあるが、まとまったお金を借りられる |
カードローン | 可能な場合もある | お金の使いみちに制限がなく、まとまったお金をすぐに借りられる |
キャッシング | 可能な場合もある | すぐにお金を借りられるかもしれない |
質屋 | 可能 | 審査等が必要なく、即日お金を借りられる |
方法1.学生ローン
学生ローンとは、学生を対象にした金融機関による借り入れサービスのことです。
学生向けの借り入れサービスであるため、審査はそこまで厳しくありません。また、基本的に20歳以上の学生が対象ですが、サービスによっては18歳や19歳でも借り入れを検討できます。
ただし、ほかの借入方法に比べて実質金利が高い傾向にあります。さらに契約限度額があまり高くないことから、一気にまとまったお金を借りることは難しいです。学生ローンとはいえ借金であることに変わりはないため、借り入れは計画的に行いましょう。
方法2.奨学金
奨学金は、勉強に対して意欲はあるが金銭的に余裕がない方を対象にした、修学に必要なお金を給付または貸与する制度です。国や自治体、大学、企業、NPOなどが奨学金制度を設けています。
奨学金で借りたお金は使いみちが限られるものの、学生ローンよりもまとまったお金を一気に借りられます。大学や短大、専門学校などの修学費用が不足している場合に検討しましょう。
なお、奨学金には「貸与型」と「給付型」の2種類があり、返済方式や条件が大きく異なります。自身の状況に合わせて適した奨学金を選択しましょう。
方法3.カードローン
カードローンでお金を借りる方法もあります。カードローンで借りたお金の使いみちは基本的に自由で、まとまったお金をすぐに借りることが可能です。
カードローンには大きく分けて「銀行カードローン」と「消費者金融カードローン」の2種類があり、それぞれ借入条件や特徴が異なります。
銀行カードローンであれば、比較的に低金利でお金を借りられます。しかし、即日融資に対応しておらず、融資を受けるまでに最短でも1日以上はかかります。一方、消費者金融カードローンは即日融資に対応しているため、「お金をすぐに借りたい」という方におすすめです。
なお、カードローンと聞いて「恐喝まがいな取り立てに遭うのでは…?」と、不安に思う方もいるでしょう。しかし、正規のカードローン会社を利用すれば、詐欺や恐喝といった大きなトラブルに巻き込まれるリスクはありません。
大学生のカードローン利用に関する担当者の見解

フタバ株式会社 貸付担当者
学生の方であってもカードローンを利用することは可能です。カードローンは、契約さえ完了すれば、コンビニやスマホなどから簡単にお金を借りたり、返済したりすることができます。フタバ株式会社のキャッシングサービスも、多くの学生の方にご利用いただいています。
方法4.クレジットカードのキャッシング
クレジットカードのキャッシングを使うという手もあります。すでにクレジットカードを所持していれば、すぐに融資を受けられるかもしれません。
クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2種類があります。ショッピング枠は買い物などで利用できる金額の上限であるのに対し、キャッシング枠は現金を借りられる金額の上限を指します。
キャッシング枠は設けられていない可能性もあるため、クレジットカードのキャッシングを利用したい方は事前に確認しましょう。
方法5.質屋
5つ目の借入方法として質屋の利用があげられます。質屋での借り入れは非常にシンプルで、自身の所有する物品を担保にしてお金を借ります。借り入れするときには審査を受ける必要がなく、すぐにお金を借りることが可能です。
有効となる具体的な物品としては、ブランド物のバッグやカバン、スマートフォン、高級腕時計などがあげられます。また、借入額は担保にする物品の価値によって変動し、契約限度額は査定額の7〜8割程度が相場です。
審査不要ですぐにお金を借りられる質屋ですが、利用する上では注意点があります。質屋に預けた物品は、返済期間までに完済しなければ売却されてしまい、二度と手元には戻ってきません。担保にした物品が売却されてしまうリスクを考慮した上で、質屋の利用を検討しましょう。
大学生にカードローンが推奨される理由

ここまで、大学生でもお金を借りられる方法を5つ解説しましたが、その中でもおすすめなのが「カードローン」です。なぜ大学生にカードローンが推奨されるのかを、以下3つの理由で解説します。
理由1.借り入れまでがスムーズ
ひとつ目の理由は、借り入れまでがスムーズであるためです。予定していなかった飲み会が入ったり、友達からの急な遊びの誘いがあったりした場合、融資までのスピードがとても重要になります。
特に消費者金融カードローンは即日融資に対応しているため、スムーズにお金を借り入れることが可能です。「いますぐにお金を借りたい」という方には、融資までのスピードが早い大手消費者金融をおすすめします。
理由2.借入条件に当てはまりやすい
カードローンを推奨する理由2つ目は、借入条件に当てはまりやすいためです。カードローンの借入条件は大きく分けて以下の2つです。
満20歳以上である
安定した収入がある
この「安定した収入」は、アルバイトやパートの収入でも条件を満たします。ほかの借入方法と比較すれば、カードローンの借入条件が当てはまりやすいことを理解できると思います。
借入方法 | 条件 |
---|---|
学生ローン | ・18歳以上で安定した収入がある・学生である |
奨学金 | ・経済的理由で修学等が困難であると認められる・高等学校で一定の成績を収める |
クレジットカードのキャッシング | ・クレジットカードでキャッシング枠を設ける |
質屋 | ・18歳以上である ・換金性の高い物品を所持している |
このように、カードローンはほかの借入方法と比べて借りやすい部類に入るため、大学生にカードローンを推奨します。
理由3.家族や友人に内緒で利用できる
カードローンであれば家族や友人に内緒で利用できる、というのも大きな理由です。大手消費者金融のカードローンは、周りの人にバレにくい配慮がされています。
例えば、契約はWEBのみで完結できる、ローンカードの発行が不要、電話確認がバレにくいなどがあげられます。
また、消費者金融によっては書類郵送や電話確認がない場合もあります。それらのことから、カードローンは「周りの人にバレずにお金を借りたい」という方におすすめです。
大学生におすすめの大手消費者金融のカードローン3つ
大学生にはカードローンが推奨されるとわかったところで、おすすめの大手消費者金融のカードローンを3つ紹介します。カードローンによって金利や融資時間が異なるため、ひとつずつ確認していきましょう。
プロミス
審査時間 | 最短30分 |
融資時間 | 最短30分 |
限度額 | 最大500万円 |
金利 | 4.5%~17.8% |
無利息期間 | 最大30日間 |
プロミスは、2021年の「オリコン顧客満足度調査ノンバンクカードローン」で第1位に輝いた大手消費者金融です。多くの方から支持されているカードローンであり、申込みから融資までを最短30分で完了します。
また、プロミスはほかの大手消費者金融に比べて最大金利が少しだけ低いのが特徴です。ほかの大手消費者金融の最大金利は18.0%なのに対し、プロミスは最大金利が唯一17.8%に設定されています。「利息を安く抑えたい」という方におすすめです。
プロミス
- 金利
- 4.5~17.8%
- 借入限度額
- 500万円
- 融資スピード
- 最短25分(WEB申込)

- 初回借入から30日間は利息ゼロ円
- WEBなら最短25分融資も可能
- オリコン顧客満足度ランキング4年連続1位
アイフル
審査時間 | 最短25分 |
融資時間 | 最短25分 |
限度額 | 最大800万円 |
金利 | 3.0%~18.0% |
無利息期間 | 最大30日間 |
アイフルは、価格ドットコムの「カードローン人気ランキング 2021年 上半期」で第1位を獲得しました。大手消費者金融として高い人気を誇るほか、審査時間・融資時間ともに最短25分で完了するなど、カードローンの利便性も優れています。
誰でも限度額いっぱいまで借りられるわけではありませんが、限度額が最大800万円という点も魅力的です。アイフルは初めてカードローンを利用する方におすすめです。
アイフル
- 金利
- 3.0%~18.0%
- 借入限度額
- 1万円~800万円
- 融資スピード
- 最短25分(WEB申込)

- WEB申込なら融資まで最短25分も可能
- 初めてのお借り入れなら30日間金利がゼロ円
- 1秒診断でお借り入れ可能か事前に知ることができる
SMBCモビット
審査時間 | 最短30分 |
融資時間 | 最短即日 |
限度額 | 最大800万円 |
金利 | 3.0%~18.0% |
無利息期間 | なし |
SMBCモビットは2000年にできた比較的に新しいカードローンです。三井住友銀行と同グループのノンバンク系消費者金融であるため、信頼性についてはまったく問題ありません。専用スマホアプリやカードローン自体の利便性が非常に高いです。
さらに、SMBCモビットはWEB完結申込なら「郵送物なし」と「電話確認なし」の両方に対応しているため、「周りの友達や家族に内緒でカードローンを利用したい」という方はSMBCモビットをご検討ください。
SMBCモビット
- 金利
- 3.0~18.0%
- 借入限度額
- 800万円
- 融資スピード
- 最短即日※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

- 10秒簡易審査で事前審査可能
- WEB完結申込で電話連絡&郵送物なし
- モビットアプリを使えばカードレスで利用可
大学生がカードローンを利用する際の注意点3つ

大学生がカードローンを利用する上では注意点が3つあります。大前提として、カードローンでお金を借りる行為は「借金をしている」ということです。その前提を踏まえて以下3つの注意点をみていきましょう。
注意点1.アルバイトで一定の収入は得ておく
カードローンを利用する際は、アルバイト・パートで一定の収入を得ておきましょう。
カードローンは大学生に限らず、一定の収入がなければ審査に通りづらくなります。収入が安定していないと「返済能力がない」と、判断されてしまうためです。
カードローン会社から返済能力を評価してもらうためにも、最低でも数ヶ月間以上の勤務歴があり、一定の収入を得ておく必要があります。また、カードローンの審査に通ったあとも、計画的な返済を行うためにアルバイト・パートは続けましょう。
注意点2.毎月の返済は遅らせない
カードローンを利用する上では、毎月の返済を遅らせないように気をつけましょう。
「1回くらいなら滞納してもいいや」という考えは非常に危険です。カードローンの返済を滞納してしまうと、大きく分けて2つのペナルティが科せられます。
ひとつ目のペナルティは「遅延損害金の発生」です。返済を滞納すると延滞した日数分に応じて、通常の金利よりも高い遅延損害金が発生します。
また、2つ目のペナルティとして「信用情報のブラック化」があげられます。ブラックといっても特定のリストに登録されるわけではなく、個人情報を管理している「信用情報機関」に事故情報が登録されます。
信用情報機関に事故情報が一度登録されてしまうと、しばらくの間はクレジットカードやカードローンの審査に通らなくなります。将来的にもあらゆる審査で困る恐れがあるため、毎月の返済は遅らせないよう強く意識しましょう。
注意点3.複数の借り入れをしない
できる限り複数の借り入れをしないよう注意しましょう。カードローンを複数利用すれば、多額のお金をまとめて借り入れることが可能です。
しかし、複数の会社から借り入れをすると、返済が複雑化して返済計画が立てづらくなります。自分がどれくらい借りているのかがわからなくなり、多重債務に陥るリスクがあるのです。
お金を必要とする状況にあったとしても、多くて2〜3社程度に留めておくことをおすすめします。「どうしてもお金が必要」という場合は、別の借入方法を検討するのもひとつの手です。
よくある質問
-
- 大学に入学したばかりですがお金を借りられますか?
成人以上で安定した収入があれば借りられる可能性があります。
お金を借りる際は申込条件を必ず確認しましょう。18歳以上や20歳以上など、申込先によって条件が異なります。また、収入を得ていることは必須条件となるため、アルバイトをしていない方は申込ができません。 -
- 学生はいくらまで借りれますか?
年収の1/3まで可能です。
学生、社会人問わず年収の1/3までと総量規制にて定められています。ただ、学生の場合はアルバイトの収入になるため、年収の1/3いっぱいまで限度額が設定されることはほとんどありません。 -
- 周囲にできるだけ知られないように借りたいのですが可能でしょうか
電話連絡や郵送物がないカードローンを選択しましょう。
一部のカードローンではWEBから申込を行った場合、電話連絡や郵送物をなくすことができます。
ただし、周囲に知られる要因は他にもあるため、利用にあたりさまざま注意が必要です。特に、返済に遅れると郵送物は避けられないため気を付けましょう。
まとめ
今回は、大学生でもお金を借りられる方法、大学生におすすめの大手消費者金融を解説しました。
大学生でもお金を借りられる方法は大きく分けて5つあり、それぞれ特徴や借入条件が大きく異なります。中でもおすすめの借入方法はカードローンで、即日融資に対応しているため「すぐにお金を借りたい」という方に適しています。
なお、大学生がカードローンを利用する上ではいくつかの注意点も考えられます。ぜひ本記事で解説した内容を参考にし、自身に合った方法で安全な借り入れを検討しましょう。
この記事で紹介したカードローン
プロミス
- 金利
- 4.5~17.8%
- 借入限度額
- 500万円
- 融資スピード
- 最短25分(WEB申込)

- 初回借入から30日間は利息ゼロ円
- WEBなら最短25分融資も可能
- オリコン顧客満足度ランキング4年連続1位
アイフル
- 金利
- 3.0%~18.0%
- 借入限度額
- 1万円~800万円
- 融資スピード
- 最短25分(WEB申込)

- WEB申込なら融資まで最短25分も可能
- 初めてのお借り入れなら30日間金利がゼロ円
- 1秒診断でお借り入れ可能か事前に知ることができる
SMBCモビット
- 金利
- 3.0~18.0%
- 借入限度額
- 800万円
- 融資スピード
- 最短即日※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

- 10秒簡易審査で事前審査可能
- WEB完結申込で電話連絡&郵送物なし
- モビットアプリを使えばカードレスで利用可

記事の編集責任者 小野原 慎也 Onohara Shinya
監修者コメント
岩切 健一郎 FP1級、CFP(R)
学生の借り入れは社会人よりも要注意
学生であっても、お金を借りる手段はあります。どうしても緊急な時は頼ることもあるでしょう。 しかし、社会人の借り入れと圧倒的に違うのは収入の安定です。体調を崩してしまうとバイトに入れず、有給もないので返済手段がなくなってしまいます。 本当に緊急な時は頼れることを知っておくのはいいと思いますが、日常的に借り入れはできるだけ控えましょう。