アルバイトでお金を借りるなら|働き始めでも審査に通るカードローン

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アルバイトでもカードローンでお金を借りることはできる

記事の監修者

荒井 美亜 AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、貸金業務取扱主任者

FP事務所シルバースプーン代表。東京都出身。立教大学大学院経済学研究科修了。
一般企業の経理、専門誌出版社、WEBマーケティング会社での勤務経験を経て、現在は「必要なお金の知識を1人でも多くの人に正しく理解してもらう」ことをミッションに、金融・不動産分野を中心にライターとして活動中。

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アルバイト・パートだけどお金を借りたい…

アルバイトやパートタイマーの方でも、急な出費や思わぬトラブルでお金が必要になることがあるでしょう。正社員として企業に勤めていない場合、借入ができないと思っている方も多いかもしれません。

しかし、実際にはアルバイトやパートでもお金を借りることは可能です。

この記事では、アルバイトでも借りられるおすすめカードローンと借入の審査基準について解説します。アルバイトでも審査に通りやすくする方法、落ちた場合の対処法など、アルバイトやパートでも借入に関する疑問点について専門家の意見も交えて紹介していきます。

目次

アルバイトでもお金は借りられる!

アルバイトやパートで働いている人であっても、お金を借りることは可能です。しかし、金融機関からお金を借りる場合は、例外なく審査があります。

どんな雇用形態でも安定した収入があれば借りられる可能性あり

特に、アルバイトの方で収入が安定していない場合や、過去の借入履歴が悪い場合には、審査に落ちることも考えられます。

審査はどの金融機関でお金を借りる場合でも必ず行われ、審査の基準は各社で異なります

さらに、利用するローンによっては、年齢制限があったり、勤続年数が必要だったりする場合もあるでしょう。借りる前に自分の状況と条件をよく確認して、適切な借入先を選ぶことが重要です。

実際にお金を借りているパート・アルバイトは多い

金融庁の調査データ「貸金業利用者に関する調査・研究」によると、3年以内にクレジットカードのキャッシングやカードローンなどでお金を借りた経験がある人の中で、職業がパート・アルバイト・フリーターである人の割合は全体の約17.6%(2390人中422人)という結果でした。

金融庁:「貸金業利用者に関する調査・研究」調査結果

キャッシングのフタバ 貸付担当

カードローンやキャッシングでお金を借りる人の目的の多くは「生活費の補填」です。安定した収入を得にくいアルバイトやパートの人で、借入をする人は多くいるというのは事実です。

アルバイトでもOK! お金を借りるための3つの方法

アルバイトやパートで働いている方でも、急な出費でお金が必要になることがあります。しかし、アルバイトやパートの収入だけでは、思うようにお金を工面することができない場合もあります。

アルバイトやパートでお金を借りる方法

一般的には、アルバイトで金融機関からお金を借りる方法としては3つ考えられます。

①クレジットカードのキャッシングを利用する

クレジットカードを持っている方は、現金を借入できるキャッシング機能を利用することができます。

クレジットカードのキャッシング機能を使えば、コンビニや銀行のATMでの現金の引き出しや、パソコン、スマートフォンから自身の口座への振込キャッシングが可能です。

クレジットカードでキャッシングをするには、事前に「キャッシング枠」が設けられていることが条件になります。

クレジットカードのキャッシングは、指定された上限金額まで借りることができますが、新しいカードを作る場合、返済能力を考慮されて審査に落ちることもあります。アルバイトの収入が安定している場合、クレジットカードのキャッシングを利用するのも一つの方法です。

②消費者金融のカードローンを利用する

消費者金融は、個人向けに小口融資を提供している金融機関です。多くの消費者金融は、契約した利用限度額内なら何度でも借入ができる「カードローン」を取り扱っています。有名な消費者金融としては、「アイフル」「プロミス」などが挙げられます。

消費者金融では、消費者の信用を担保に貸付を行うため、保証人を立てる必要がありません。そのため、申込から審査・融資までがスピーディーで、中には申込当日に融資可能な場合もあります。

さらに、WEB上で借入手続きが完結できるケースもあります。アルバイトで働いている方の中で、急ぎでお金が必要な方には適した選択肢と言えます。

キャッシングのフタバ 貸付担当

急ぎでお金を必要としているならば、スマートフォンから消費者金融への申込を検討しましょう。早ければその日のうちにお金を借りることが可能で、一定期間の利息がゼロになるカードローンも少なくありません。

③銀行のカードローンを利用する

銀行のカードローンは、クレジットカードや消費者金融のカードローンに比べて低金利で借りられるというメリットがあります。アルバイトやパートの方でも、銀行のカードローンを利用することができます。

銀行で取り扱っているローンは、「目的別ローン」や「フリーローン」などもありますが、借りたい金額が数万円~数十万円であればあカードローンが一般的です。

ただし、収入や勤続年数が短い場合は審査に通らないこともあるので、注意が必要です。

アルバイトにおすすめのカードローンは?

働き始めの人も含め、アルバイトでも借りられるカードローンはたくさんありますが、返済計画がしっかり立てられるかや金利が高くないかなど、選び方には注意が必要です。

また、アルバイトでお金を借りたい人は、申込時や借入時の利便性や、早く借りられるかどうかを重視する傾向にあるため、それらを満たす消費者金融のカードローンが選ばれています。

大手消費者金融なら最短即日融資

大手と呼ばれる消費者金融はいくつかありますが、それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったサービスを選びましょう。

顧客満足度の高い大手:プロミス

プロミス
金利
4.5~17.8%
借入限度額
500万円
融資スピード
最短25分(WEB申込)

プロミスは、WEB申込なら最短25分で融資が可能、土日祝日夜間であっても振込ができるなど、カードローンの中でも多くのメリットがあります。2023年オリコン顧客満足度ランキングノンバンクカードローン借入サポート第1位を獲得したことから顧客満足度が非常に高く、学生やアルバイトでお金を借りている人も多いカードローンです。

借入から返済までオンライン上で完結できる点が特徴で、初回借入日の翌日から30日間は無利息期間が設けられています。また、プロミスは上限金利が他の消費者金融よりも低く、初めての利用者でも安心して借入ができます。

プロミスの特徴

  • 初回借入日の翌日から30日間が無利息期間

  • 上限金利が他の消費者金融より低い

  • 三井住友銀行ATMなら手数料無料

プロミスのATMは、三井住友銀行のATMと提携しており、これらのATMで借入・返済をすると手数料が無料となります。

借入までの時間が短い:アイフル

アイフル
金利
3.0%~18.0%
借入限度額
1万円~800万円
融資スピード
最短20分※

※申込状況によってはご希望に添いかねます。

アイフルは、CMでもおなじみの大手消費者金融です。初めての利用者には、最大30日間無利息サービスを提供しているため、返済計画を立てやすく、初めての利用者でも安心して借入ができます。

アイフルは、審査や融資のスピードが早い点が特徴のカードローンです。審査、融資ともに最短20分で完了するため、急にお金が必要になった場合でも当日中に借入できます。

アイフルの特徴

  • 契約日翌日から30日間無利息で利用可能

  • 最短20分で融資※

  • 返済方法の種類が豊富

また、アルバイトの立場では「在籍確認」を不安に感じる人も多いでしょう。基本的には勤務先への電話連絡で行われることの多い在籍確認ですが、アイフルの場合は原則として職場への電話連絡は実施しません。

そのため、家族や周囲にバレずにお金を借りたいという人に選ばれているカードローンでもあります。

申込状況によってはご希望に添いかねます。

利用者数No.1:アコム

アコム
金利
3.0%~18.0%
借入限度額
1万円~800万円
融資スピード
最短30分

アコムは、スピーディーな審査と振込が特徴の消費者金融です。申込から最短30分で審査完了し、即日融資が可能です。さらに、楽天銀行に口座を持っている場合は、24時間いつでも最短1分で振り込んでもらえます。初めて利用する方には、最大30日間の無利息サービスがあります。

またアコムには、通常のカードローン・キャッシング機能に加え、クレジット機能が付いた「ACマスターカード」があります。キャッシングもショッピングも1枚のカードで利用できるのは、大手消費者金融の中で唯一アコムだけです。加えて、スマートフォン完結のサービスもあり、WEB上で申込や契約手続きを済ませることができます。

アコムの特徴

  • 依頼してから最短10秒で振込融資を受けられる

  • 借入限度額が増えると適用金利が下がる

  • 公式アプリも機能が便利

さらに、女性専用ダイヤルのサポートも充実しています。女性のスタッフが対応し、女性の利用者が安心して相談できる環境を整備しています。消費者金融の中で利用者数がNo.1ということもあり、安心して利用できる点も魅力でしょう。

アルバイトの立場ではいくらまでお金を借りられる?

カードローンの限度額は利用者ごとに決められる

時給制で働いているアルバイトだと、正社員に比べて審査に通りにくかったり、希望の金額を借りられなかったりするのではと、不安に感じる人もいるかもしれません。

しかし、収入が少なくても融資してもらえる消費者金融のカードローンなら、アルバイトでも審査の結果次第ではお金を借りることが可能です。実際にいくらまでお金を借りることができるかな、審査により決定されます。

一般的な限度額は最大30万円前後

アルバイトの方が借りられる限度額は収入や職歴などの条件によって変動しますが、一般的には最大で30万円前後とされています。借入する際には、審査を受ける必要があり、審査に通過することで、その範囲内で借入が可能になります。

個人の返済能力に合わせて利用できる枠が設定されるため、短期でのアルバイトに従事している方やアルバイトを始めたばかりの方だと、高額の融資は難しい可能性があります。

カードローンで借りられる額は年収の3分の1まで

年収はいくらであっても申込は可能ですが、貸金業法で定められている総量規制の範囲を超える借入はできません。総量規制とは、貸付を年収の3分の1までに制限するルールのことです。

例えば月収20万円で年収が240万円のフリーターなら、限度額は80万円ということになります。これは全ての借金を合わせた限度額なので、すでに他社でいくらか借金をしていれば、新規契約時の限度額はその分が差し引かれる、という仕組みです。どれぐらいが最低必要かというボーダーはないので、あくまでも借りたい希望額に応じた年収があるかどうかが重要です。

ただし、実際に借りられる金額は貸し手の判断次第になりますので、必ずしも3分の1ギリギリまで借りられるとは限らないことは覚えておきましょう。

50万円以上の借入は長期間勤務と高収入が必要

50万円以上の借入を希望する場合は、長期間の勤務と高収入が必要とされます。これは、借入金額が大きくなると、返済能力をさらに厳しく見極められるためです。

もし、アルバイトであっても長期的に安定して働いており、高収入を得られる職場であれば、50万円以上の借入もできる可能性があります。逆に、働き始めの状態では高額の融資は期待できないでしょう。

高額の借入を希望するときは、収入証明書が必要になるケースがあります。

大手消費者金融と銀行カードローンの場合、アルバイトの方が50万円以上の借入を検討する場合は、収入の面だけでなく、勤務期間や信用情報などにも注意して準備をする必要があります。

お金を借りる前に押さえておくべき3つのポイント

お金を借りるときは、急いで手続きを進めたくなる気持ちもわかりますが、返済期日や金額をしっかり確認して、無理のない返済計画を立てることが大切です。ここからは、お金を借りる前に押さえておくべき3つのポイントを紹介します。

CHECK

  • 返済期日は必ず守る

  • 返済金額を確認する

  • 無理のない返済計画を立てる

①返済期日は必ず守る

当然ではありますが、借りたお金を返す期日は決まっています。返済期日は必ず守るようにしましょう。

万が一期日を過ぎてしまうと、遅延損害利率が適用され、通常以上の利息が発生してしまいます。返済期日に返済できない場合は、返済日前に事前に連絡をし、相談することも大切です。

②返済金額を確認する

借りたお金の返済金額は、借入額に利息や手数料が加わった金額になります。特に借入額が大きい場合、元金に対して利息がかなり膨らむケースもあります。

借りたお金の金額だけではなく、返済金額もしっかりと確認することが大切です。また、返済方法によっても返済金額は変わるので、返済方法も確認しておきましょう。

③無理のない返済計画を立てる

借りたお金を返済するには、返済計画を立てることが必要です。返済計画には、借りる金額や金利から、毎月の返済額などを把握できる各社の返済シミュレーションを利用しましょう。返済期間や金利を変更することで、どの程度返済額が変わるかを比較することができ、自分にとって最適な返済プランを立てることができます。

また、返済シミュレーションにより実際に借りた場合の返済額を知ることができるため、将来のライフプランに対する影響を考慮することができます。将来の支出計画を立てることができ、無理のない借入を実現することができます。

キャッシングのフタバ 貸付担当

多くの消費者金融は、借入金額・返済金額や返済回数をもとに、簡単にシミュレーションを立てられるツールを用意しています。事前に必ず計画を立ててから、カードローンへの申込を検討しましょう。

アルバイトでも借りられる? 気になる審査の基準とは

一般的な審査の流れ

アルバイトでも消費者金融のカードローンを利用することができますが、その場合の審査基準についてはどのようなものがあるのでしょうか。

ここからは、アルバイトの方がカードローンを利用する場合に注意すべきポイントを解説します。

収入や雇用形態

消費者金融のカードローンを利用する場合、収入が安定していることが重要な要件の一つです。アルバイトの場合、収入が不安定であったり、収入が少なかったりする場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。そのため、アルバイトの場合でも、収入が安定していることが審査基準をクリアするためには必要です。

また、アルバイトの場合は正社員に比べて雇用形態が不安定であるため、審査においては雇用期間や勤務先の安定性にも注意が必要です。最低でも数ヶ月以上の勤続期間が必要とされる場合が多くあります。

審査はあくまでも総合的な判断で行われるので、明確に「◯ヶ月以上の勤務歴が必要」という条件はありません。

信用情報や借入履歴

消費者金融のカードローンを利用する場合、信用情報や借入履歴も審査基準の一つとなります。

過去にクレジットカードの利用やローンの借入などがあった場合、その履歴が残ります。一般的に「金融事故情報」などと呼ばれる過去の滞納や遅延などのトラブルは、審査に不利になる原因となります。また、多重債務など、借入状況が不安定な場合も審査に落ちる可能性があります。

信用情報に傷があるとローン利用できない

このように、アルバイトでも消費者金融のカードローンを利用することは可能ですが、収入や雇用形態、信用情報や借入履歴など、審査において注意すべきポイントがあります。

また、借入に際しては、返済計画をしっかりと立て、無理のない借入を行うことが重要です。

アルバイトでも審査に通りやすくする方法

悩んでいる人

悩んでる人

お金を借りたいけど、アルバイトだとやっぱり審査が不安…。

カードローンを利用したいけど、審査に通るのか不安という方も多いでしょう。実際、アルバイトでもカードローンの審査に通ることは可能ですが、公務員や正社員よりも不利になる傾向があります。

審査で見られる項目の例

  • 年齢

  • 住居の種類・居住年数

  • 過去のローンや分割払いの実績

  • 勤務形態・勤務先の規模

  • 年収

  • 他社借入の件数や金額 など

カードローン審査で重視されるポイントは厳密には多くの項目があります。年齢や過去のアルバイトの勤務歴など、自分でコントロールできない部分もあるでしょう。

しかし、利用者側が意図的に審査に通過しやすくなるコツもあります。ここからは、アルバイトでも審査に通りやすくする方法を紹介します。

収入を安定させる

アルバイトといえども、収入が安定している方は審査に有利です。そのため、月々の収入がある程度安定していることが審査基準の一つとなります。

また、アルバイトとして働く上で、多少なりともボーナスや賞与が支払われる場合があります。これらを収入に加えることで、審査に有利になる場合があります。

シフトの多い少ないや、フルコミッション型で収入が大きく増減する場合などは、安定しているとはみなされにくくなります。

ひとつのアルバイト先で長期間働く

アルバイトの勤務期間が長い場合は、審査に有利となるケースがあります。消費者金融は、借入返済に関してリスクを最小限に抑えることが求められるため、長期的な安定性があるかどうかを重視します。

反対にアルバイト先を転々とする場合、雇用期間が短くなることが多く、長期的な安定性に欠けると見なされる可能性もあるでしょう。働き始めの場合も、審査においては多少不利になります。

日払いや短期バイトを繰り返している人は、審査においては不利になります。

良好な借入実績を積む

消費者金融は、返済能力を見極めるために、利用者の実績があるかどうかも重要視します。また、一度でもキャッシングやローンを利用して返済を完了している場合も、審査に有利になることがあります。

ただし、過去に返済遅延や債務整理の経験がある場合は、審査に不利になりますので注意が必要です。クレジットカードの支払い遅延履歴や、携帯電話や家賃などの支払いの滞納がある場合にも、審査に響くことがあります。

借入希望額を最低限度にする

借入先希望額を最低限度にすることは、アルバイトでも審査に通りやすくなるための重要なポイントの一つです。

消費者金融は、借り手の返済能力を判断するために、収入状況や支出額、借入履歴などを総合的に審査します。そのため、返済能力に見合っていない金額を希望した場合は、審査に落ちる可能性が高くなるでしょう。

カードローン申込時の希望額は、あくまでも自分が必要としている分だけに留めておきましょう。

アルバイトでもカードローンで借りられた体験談

大手消費者金融の多くは、パートやアルバイトで働いている人に対しても貸付をしています。

実際に、大学生(アルバイト)の立場でアコムに申込をして借りられた「丸山さん」の体験談をインタビュー形式で紹介します。

30代男性

インタビュアー

どのような経緯でアコムを利用するに至ったのですか?

30代男性

丸山さん

大学の夏休みに彼女と旅行に行きたくて、でもお金がなかったのでアコムに申込をしました。バイトのシフトにあまり入れなかった事もあって、少し金欠という状況でした。

30代男性

丸山さん

WEB申込をスマホからして、手続きも驚くほどスムーズに進み、1時間ほどで契約できました。バイト先への電話連絡(在籍確認)がありましたが、電話に出たスタッフもとくに勘づいていた様子はなく、これといった問題はありませんでした。

より詳しい一連の流れは以下の記事で紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。

お金を借りる前の注意点も知っておこう

カードローンは簡単に借りられる手軽さが魅力ですが、借入金額や金利などによっては、返済が滞る可能性もあります。そのため、お金を借りる前には、以下の注意点をしっかりと把握しておくことが大切です。

カードローンでお金を借りる時の注意点

借り過ぎに注意する

カードローンは、簡単にお金を借りられる反面、借り過ぎてしまうと返済が困難になります。まず、借り過ぎによって返済期間が長引くと、支払う利息が大幅に増加してしまいます。

カードローンの利息は1日ごとに再計算されるので、借入期間が長くなるほど返済総額も増えやすくなります

また、カードローンは一度借りると、簡単に追加融資が可能となる場合があります。限度額が定められているとはいえ、自身の返済能力を超えて借入をすると、返済不能になり生活が成り立たなくなる可能性があります。

期日に遅れてしまうと、遅延損害利率が適用され、必要以上の返済をしなければなりません。事前に完済までのシミュレーションを立てて、計画的にカードローンを利用しましょう。

金利による利息に注意する

金利とは
借入金額に対してどれくらいの割合で利息(利子)が発生するのかを表した言葉。

カードローンの金利は「年3.0%~18.0%」のように記載されており、その範囲の中から利用者ごとに決められる仕組みです。この時、自分の借入金額に対して、どれくらいの利息が発生するのかを事前に把握しておく必要があります。

発生する利息は「借入金額(利用残高)×金利(年利)×利用日数÷365日」で計算することができます。

カードローン各社が提供している返済シミュレーションを使うと、自身の返済計画をシンプルに立てることができるので、事前に確認しておきましょう。

手数料が発生する場合がある

カードローンの返済方法はいくつかありますが、銀行振込による返済の場合は、手数料は原則として利用者負担になります。また、ATMによる返済をする場合でも、コンビニなど提携ATMからの場合は手数料が発生する場合があります。

自身の銀行口座からの振替や、手数料のかからないATMからの返済であれば、この分を節約することができます。とくに返済回数が多くなる場合には、手数料についても加味しておきましょう。

法律を守らない違法業者の利用は避ける

違法業者には、高金利や違法な取り立て方法などが問題視されています。また、違法業者からお金を借りたことにより、トラブルに巻き込まれてしまうケースも多々あります。

借入金の返済が求められることはもちろん、個人情報が漏洩するなどの被害にもつながりかねません。必ず、合法的な消費者金融業者や銀行を利用しましょう。

該当の金融業者が、認可を受けている正規の金融機関かどうかは、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で確認することができます。怪しいと感じたら、契約をする前に必ず確認しましょう。

キャッシングのフタバ 貸付担当

残念ながら、世の中には法律を遵守しないで貸付を行う金融機関(闇金)が多く存在します。少しでも怪しいと感じたら、すぐに契約をせずに1度考えましょう。

審査に落ちた! アルバイトが他の手段でお金を借りる方法

消費者金融のカードローンの審査に落ちてしまった場合、他にお金を借りる方法を考える必要があります。アルバイトでも利用できる、給料前借りや質屋、公的融資制度など、様々な手段があります。

審査に落ちたけどお金が必要な場合の対処法

公的融資制度を利用して借りる

公的融資制度は、失業して収入を得られない人や障害があり、十分な収入を得ることが難しい場合などに、国や地方公共団体(都道府県や市区町村)または法律で認められた機関や団体から融資を受けられる制度です。

アルバイトでも、公的融資制度を利用してお金を借りることができます。例えば、アルバイトの方が受けられる公的融資制度の例には地方自治体が実施している「低利融資制度」や、「生活保護」などがあります。

ただし、制度を利用するには各種条件がある場合があるので、詳細は各自治体や公的機関に問い合わせて確認することが必要です。

給料の前借りをする

給料の前借りは労働基準法で定められている制度であり、基本的には誰でも利用可能です。アルバイトで働いている場合でも、給料日までお金が足りなくなってしまった場合は、給料の前借りをすることができます。

ただし労働基準法の第25条では「非常時払いとして労働者が賃金の請求をした場合には、給料日の支払い期日前であっても既に行われた労働に対する賃金の支払いを行わなければいけない」とされており、この「非常時」にあてはまる正当な理由がない場合には、前借りは難しいでしょう。

企業によっては、前借りに際して利息が発生することもあるので、借りる前には利息や返済期限などを確認しておくことが重要です。

質屋を利用する

質屋を利用してまとまったお金を手にするのも一つの手です。質屋は、貴金属やブランド品などを担保にお金を貸してくれる場所です。

質屋の仕組み

質入れできる物の例

  • ブランドの財布やバッグ

  • 腕時計

  • アクセサリー類(指輪、ネックレスなど)

  • ダイヤ、宝石類、貴金属類

  • 金、プラチナ

  • 一眼レフカメラ、デジカメ

アルバイトでも、質入れできる財産を持っている場合は、質屋を利用することができます。質屋は、利用者の本人確認書類と物品さえあれば利用できます。

利用の際に審査が実施されない点も質屋を利用するメリットです。ただし、返済期限を守らない場合は、担保の品物が取り立てられてしまうことがあるので、注意が必要です。

お金を借りる際には慎重に考えて計画的に行動しよう! 

消費者金融のカードローンはアルバイトでも借りられますが、審査に通るためには返済能力が必須です。また、アルバイト先を長期間継続することや借入履歴を作ることも審査に有利に働きます。

ただし、借り過ぎには注意が必要であり、返済シミュレーションを立てることで返済計画をしっかりと立てるようにしましょう。無計画な借入は将来的な返済負担を大きくする可能性があります。借りる前に自分の返済能力を把握し、必要な金額を明確にすることが大切です。

ご自身の状況に合わせて、今回の記事で紹介した、や「プロミス」「アイフル」などの大手カードローンへの申込を検討してみてください。

監修者コメント

荒井 美亜 AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、貸金業務取扱主任者

アルバイトでも社保に入れているなら有利

アルバイトでも、週20時間以上働いているなどの一定の条件を満たせば勤務先の社会保険に加入できます。安定継続した収入がある証明になるため、カードローンの審査において有利になる可能性が高いです。週20時間以上働けるならアルバイト先一本に絞り、社保に加入してお金を借りることも検討しましょう。

記事の編集責任者 小野原 慎也 Onohara Shinya

高校卒業後、様々な業界を経てポート株式会社へ。
数多くの金融メディアで、ライターとして1,000本以上の記事を執筆。
MONEY LEAFでは「お金に関するさまざまな知識が集まる情報ポータルサイト」として、最新の比較情報や賢く利用するためのノウハウ記事を発信している。

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